2007年09月29日

精霊の守り人が終わった・・・・

ストーリーのクライマックスは前回で終わっていたんで、最終回はこの物語の「終わり」のみを描いたものだった。

物語が終わることを一話まるまる使って表現されると、さすがにクる。
ちょっと泣きそうになった。

しかし、このアニメって最初のほうは、映像はたしかに綺麗だけど、どうも地味な印象だったんで、見続けるかどうか迷ってたんだけど、結局のところ見てよかった。
いや、本当に見てよかった。
久しぶりにちゃんとした物語を見たっていう満足感があった。

そういえば、Yahoo!に一時期、
「日英ファンタジー対決 精霊の守り人対ハリー・ポッター」
なる文字が踊ってた。

結局、これをクリックすることはなかったので、いったい何が書いてあったのか知らないままなのだけど、ハリー・ポッターと精霊の守り人では同じファンタジーとは言っても一点まったく違うところがある。

以下は岡田斗司夫がハリー・ポッターについて書いた文章(かなり昔のものだけど)。

岡田斗司夫の新おたく日記

(前略)
とは言え、実は僕、ETとかタイタニックとか、メガヒット作は大好きだ。売れる作品には駄作はない。さっそくハリー・ポッターを読んでみた。
 案の定、おもしろい。どんどん読んでしまう。早く続きが読みたくなる。4巻が出たらすぐ買うだろう。
 それでもだ。それでも一億部売れるほどおもしろいとは思えない。
 むしろ、ますます「なぜ一億部?」という気持ちは強くなる。
 何なの?この、「面白いけど、読み終えた後のあっさり感」は?噛みごたえのなさというか、重みのなさというか・・・
 理由は、すぐにわかった。キャラクター設定がめちゃくちゃ単純なのだ。
 良い者は、ただ単に良い。悪いものは、ただ単に悪い。
 キャラ設定表みたいで、多面性も深みもなければ、変化も成長もない。
 単行本一巻から三巻で、主人公は一年生から三年生になる。11歳から13歳という、心も体も目をみはるほど成長する時代だ。
 が、主人公のハリー。全然成長していない。行動原理も他人に対する思いやりも、まったく変化ナシ。
 スリザリン寮の生徒たちは全員ズルが大好きで、卑怯者ばかり。しかし主人公の所属するギルフィンドール寮の生徒は正しい良い子ばかり。いくらなんでも単純すぎないか?


精霊の守り人には、わかりやすい悪役ってのは一人も登場してこない。
敵味方にわかれて戦うことはあっても、互いが自分の正しいと思うこと、もしくは使命に準じて行動した結果であって、純粋な悪意というものは介在していない。
まあ、それをもって精霊の守り人がハリー・ポッターより上、と主張したりはしないけど。
そもそも、同じファンタジーでもこの二つってまったく異なっているように感じる。

このアニメの魅力というのは色々とあるだろうけど、視る人を惹きつける要素の一つとして、チャグムというキャラクターの存在がある。

seireinomori.jpg

この利発で聡明ながらも、子供っぽさを残したキャラクターのおかげで、視聴者は物語に感情移入しやすくなってる。
私は原作小説を読んでいないので、原作との差異を云々語ることはできないんだけど、この人物描写って見事。
序盤の博打のシーンなんて、話として面白いだけでなくチャグムの賢さを上手く表現してたし。

私は誉めるのが極めて苦手なんで、ここらへんにしておきますけど「精霊の守り人は見たほうがいいよ」ってことだけは言っておきたい。
いや、放送が終わってからこんなこと言っても仕方ないんですけど。

だけど、幸いなことに精霊の守り人って11月から再放送してくれるらしいので、すぐ見られます。
しかし、9月に終わったものを11月に再放送って早いな。

あ、それから、このアニメのEDってとても好きだった。
とても美しくて、切なくて。


精霊の守り人オフィシャルサイト

『精霊の守り人』がおもしろすぎて困る件。
『攻殻』から『精霊』へ。神山アニメの変遷。

精霊の守り人 3

精霊の守り人 4


2007年09月24日

萌えという感情にエロは含まれるのか?

以前、2ちゃんねるで

「萌えに性的要素は含まれない。萌えというのは、もっと高次元の感情なのだ」

という趣旨のことを書いてた人がいた。

私はこれがずっと妙に気になってた。
まるで、喉元に突き刺さった魚の骨みたいに。

萌えに性的要素は含まれない。
それは本当なのだろうか?

なので、今回、検証してみることにした。

まず、検証するというからには、言葉を厳密に用いる必要がある。
ここは当然ながら「萌え」という言葉の定義について定めなければいけない。

「萌え」の定義。
私はそんなものに興味はない。

というのも、「萌え」という言葉は拡散しすぎてしまっているからだ。
「萌え」は別に二次元のキャラにのみ使われる言葉ではない。
女性アイドルに向かって「○○萌え〜」なんて使われているのはよく見るし、甚だしきにいたっては「ローゼン閣下萌え〜」なんていう使用すら見たことがある。

還暦過ぎた政治家にさえ使われる「萌え」の定義を定めるなんてことは虚しいだけだ。
というのも、言葉の定義というのは、「言葉の正しい使いかた」を提示するとともに、それに反するものを「間違った使いかた」として排除するものだからだ。

「萌え」はそれぞれの人がそれぞれの使いかたをしてるんだから、私がとやかく言うことではないだろう。
だいいち、「萌え」の定義を定めたところで、何かいいことが起こるとも思えない。
だから、そんなものはどうでもいい、のである。

ということで、この文章のなかの「萌え」はあくまで私自身の感じる「萌え」に限定させていただく。

つまり、この文で検証するのは「私自身が萌えるキャラに、私自身が性的要素を感じているか」ということである。

えっと なんか もう それは 検証とは 呼べない気がする よ

だけど、そこらへんはあまり気にしないことにして、検証を進めたい。
あくまで自分自身の感情のみの「検証」ではあるが、これも検証は検証なのだ。

さて、ということで私自身が「萌える」キャラをランダムにピックアップしてみた。
これは、かなり適当に選んでみたので、自分自身の「最萌え」というわけではない。
いわば実験材料みたいなもんである。
それで私が萌えたことのあるキャラがこちら。


藤岡ハルヒ(桜蘭高校ホスト部)
真紅(ローゼンメイデン)
鴇羽舞衣(舞-HiME)
テレサ・テスタロッサ(フルメタル・パニック)
綾波レイ(エヴァンゲリオン)
カミナギ・リョーコ(ゼーガペイン)
大阪(あずまんが大王)
瀬戸燦(瀬戸の花嫁)
カレン(コードギアス)

数えてみたら9人だった。

なんつーか、どうも、自分が萌えたキャラを発表するのって、意外に恥ずかしい。
自分の底が見透かされているような気分になる。
しかし、そんなところで乙女のように恥ずかしがっていてもしかたがないので、論を進めたい。

それで問題は、この9人に私が性的要素を感じているのかどうか、ということである。
「性的要素」というとちょっと分かりづらいので、ここはもっと直截的に「性欲を感じているかどうか」ってことに変換しておく。

しかし、この判別がかなりむずかしい。
というのも、人間の感情のどこからが性欲とみなしていいものなのか、私にはよくわからないからである。

たとえば、年頃が小学生くらいのかわいい女の子を街で見かけたとしよう。
かわいい女の子なので、私は「かわいい」と思う(変な日本語)。

さて、この小学生女子を「かわいい」という私の感情に、性欲は含まれているのだろうか?

このかわいい女子小学生をすぐさま拉致って、家に監禁し、自分の人肌のミルク、というか、いつも人肌のミルクをお腹いっぱい飲ませたい、飲ませてあげたい、いや、飲め!、、、、、とは別に思わない。

はっきり言ってそれは犯罪だし、はっきり言わなくてもそれは犯罪だし、さすがにこんなことを考えているわけではない。
こういう意味合いで私の「かわいい」という感情が生まれているわけではない。

しかし、本当にその「かわいい」に性欲が含まれていないのか、と聞かれると、ちょっと言葉に詰まるのである。

というのも、人間というのは大概のものを性的に見てしまえるものなのだ。

たとえば、父親が娘をかわいいと思う、そういう感情のなかに性的なものは含まれていないのか?
父親の娘を見る慈愛に満ちた眼差しにも、性的なものは混入しているのかもしれない。
たしかに、それはそうなのだ。

つまり「性的」だとか「性欲」という言葉の範囲はどこまでも拡大することができるのである。

しかし、父親の娘に対する感情にたとえ「性欲」が含まれていたとしても、実際に娘と性交に及ぶ父親はごくごくわずかである、というのもまた事実だ。
だから、自分の感情にたとえ性欲の影があったとしても、その感情を性欲以外の何物でもない、と断言するのは愚かしい。

ということで、ここは具体的に物事を考えることにする。

上であげた9人の萌えキャラ。
彼女らに私が性欲を感じているのかどうか、それを判別するのはもっと具体的な欲望で判別されるべきなのだ。
つまり、判断する基準はこうだ。

「そのキャラのエロ同人誌を見たいかどうか」

これだ!!!

この判断基準であれば、かなり明快に答えることができるはずである。
ということで、以下は上の萌えキャラのエロ同人誌が見たいかどうか、という私の具体的な欲望について検証してみたものである。



moefujioka.jpg
藤岡ハルヒ(桜蘭高校ホスト部)

[見たくない]
はっきり言って、藤岡ハルヒのエロには嫌悪感がある。
生理的に受け付けない。
もう一人のハルヒ、涼宮ハルヒについては言及しない。
実は、次回もエロ記事の予定なんだけど、そこで涼宮ハルヒの話を書くので。


moeshinku.jpg
真紅(ローゼンメイデン)

[ものすごく見たくない]
これは、もう無理。
道徳的な観点から拒否反応を示しているのではなくて、真紅のエロははっきり言って気色悪い。
吐き気がする。


moeayanami.jpg
綾波レイ(エヴァンゲリオン)

[見たい]
というか、もう既に何冊も読んでる。
なので、いまさら「見たい」とか「見たくない」とかの話ではないんだけど。
ところで、いままでエロ同人誌で最も描かれたキャラって誰なんだろう。
そんなのは誰にもわからないだろうけど、綾波、アスカの二人は確実にトップ10に入ってるんじゃないだろうか。
今度、CDTVとかでやってくれないかなあ。
こういう企画。


moemai.jpg
鴇羽舞衣(舞-HiME)

[見たい]
真紅に鴇羽舞衣なんて出すと「不人気の主役キャラが好きなのか」とか思われそうで、なんか心外。
おっと、エロの話。

鴇羽舞衣×エロ=全然オッケー

嫌悪感もまったくない。
なんなら、陵辱ものとかでもイケる。


moetessa.jpg
テレサ・テスタロッサ(フルメタル・パニック)

[見たい]
私はロリキャラは受け付けない体質なんだけど、テッサであれば大丈夫。
って何が大丈夫なんだか知らんけど。


moekaminagi.jpg
カミナギ・リョーコ(ゼーガペイン)

[保留]
えっと・・・、これは。
判断が難しい。
見たいような、見たくないような、自分でも感情が上手くつかめない。
だけど、実際に見てもあまり嫌悪感は抱かないような気がする。


moeoosaka.jpg
大阪(あずまんが大王)

[積極的に見たくない]
私が皇帝だったら、大阪のエロ同人誌は焚書にすると思う。
幸か不幸か、私には皇帝になる方法がよくわからないので、今のところ焚書にはなっていないが。


moesan.jpg
瀬戸燦(瀬戸の花嫁)

[保留]
カミナギと同じく、これもよくわからない。
欲望というのは不思議なもので、それが目覚めなければ自分自身にも欲望と認知されなかったりする。
だから、これは単に欲望が目覚めてない状態なのかもしれない。
ただ、

瀬戸燦×エロ

にそれほど嫌悪感は抱かないとは思うけど。


moekarren.jpg
カレン(コードギアス)

[見たい]
これは素直に見たいと思う。カレンのエロ同人誌。
いや、実際に読んだことあるんだけど。
実は私はC.C.のほうが好きだったりするんだけど、不思議とC.C.のエロは見たくないような気がする。
うーん。なぜだろう?
乳の大きさかな。


[検証結果発表]

ということで、検証してみたところ、

[見たい] 4人

[見たくない] 3人

[保留] 2人

という結果だった。

こうやって見ると、意外に[見たくない]が多い。

実は、この検証をしてみる前はこう思ってた。

「萌えに性的要素が含まれないなんてそんなバカなことがあるか。バリバリ含まれるわ、ボケぇ」って。

しかし、実際に試してみると、どうしても性欲が向かっていかないキャラが3人いた。
藤岡ハルヒ 真紅 大阪
しかも、この3人にエロを絡められると、相当な嫌悪感があったりする。

なるほど。
これは確かに「萌えに性的要素は含まれない」という言い方もアリなのかもしれない。
その人の「萌え」という感情の有効範囲によっては、たしかに性的なものが含まれてない場合があるのだろう。


[性欲を向けられるキャラとそうでないキャラの違い]

エロ目線で見ても平気なキャラとそうでないキャラがいるんだけど、この感情の違いはどこから来ているんだろう?
ちょっと考えてみた。

思いいれが強いキャラのエロは見たくない、っていう感情はかなり理解されやすいものだろうと思う。
実際にそういう人は多いのかもしれない。
とても好きだから汚したくない、みたいな。
しかし、とりあえずそれは私自身にはまったく当てはまってない。

というのも、上の9人のなかで最も思いいれが強いのは「綾波レイ」だからである。
「○○は俺の嫁」という言い方を借用すれば「綾波は俺の嫁」だ。
しかし、その嫁でヌキまくった経験が私にはある。
だから、思いいれの強さがエロを阻害する理論は私には通用しない。

それでは、どこでエロOKとエロNGの区別をしているのだろう、私は。

まず、その判断基準の一つにはすぐ気づいたんだけど、要するに「胸の大きさ」。
それが胸の大きなキャラだと、性欲のピストルを向けるのに何のためらいもない。
カレンに鴇羽舞衣が、その典型。
だけど、これが胸の小さなキャラだと、かなりためらってしまう。
ただ、この判断基準は個人的な性癖によるところ大なので、どうでもいいと思う。

次に気づいたのが作品ごとに、エロOKとエロNGを分別してるってこと。

たとえば、エヴァンゲリオン。
綾波をエロ目的で使用できるのはもちろんだが、エヴァに出てくる他のキャラも私は同様にエロ使用することができる。
アスカ、ミサト、リツコ、マヤ、すべてエロ使用が可能なのである。
これは、舞-HiMEも同様で、鴇羽舞衣、玖我なつき、藤乃静留、ここらへんはエロ使用することができる。
ただ、美袋命はちょっと無理かもしれないけど。

次に、ローゼンメイデン。
真紅がエロNGなのはすでに書いたとおりだが、他のローゼンメイデンたち。
水銀燈、翠星石、蒼星石、金糸雀、雛苺。
みんな性的な対象としては見ることができない。

ローゼンメイデンは容姿がアレだから特殊例だとも言えるけど、それなら、あずまんが大王。

あずまんが大王に出てくる、大阪以外のキャラも性的対象にならない。
ちよちゃん。いやいやいや、アリエナイ!
ちよちゃんがアリエナイのは当たり前にしても、その他の榊、とも、よみあたりも全部ダメ。
性的対象として見ることができない。
二人の女教師。
これも無理。

だけど、よくよく考えたらこの二人の女教師、谷崎ゆかり、黒沢みなもは年齢も高いわけだし、性的対象になりそうなもんである。
というか、これは積極的に性的対象として見るべきだ、とすら言える。
しかし、そういう目で見ることにどうも嫌悪感がある。

こうした嫌悪感が道徳的な規律から導き出されたものではないことは明らかだ。

だって、自分が性欲向けまくってる綾波って14歳だし。
いや、綾波に年齢は関係なかったりするか。
それじゃアスカでもいいや。
アスカを性的対象として見ることに私は何の逡巡も覚えてない。
だから、これは道徳に拠るものではなく、もっと別の基準で判断しているらしい。

・エヴァンゲリオン、舞-HiMEはほぼ全てのキャラをエロ使用することができる。

・ローゼンメイデン、あずまんが大王はほぼ全てのキャラをエロ使用できない。

これは、つまりその作品がエロをチラつかせているかどうか、ってとこで判断が分かれてるらしい。

たとえば、舞-HiMEは一話目からこんなシーンがあったりするし。

moemai1.jpg

moemai2.jpg

moemai3.jpg


こんなふうに「エロ」という撒き餌をばらまいてるような作品だと安心して、エロ使用できるらしい、私の場合。
エヴァだって、その手のエロ撒き餌は十分にまかれている。
シンジが綾波を押し倒してしまうところ、とか。

一方、ローゼンメイデンのように、エロ要素が限りなくゼロに近いものだと、エロ使用することに嫌悪感を覚える、そういうことらしい。
(PEACH-PITがローゼンメイデンに性的要素を入れないように気を使っている、みたいな文章をどっかで読んだ記憶があるんだけど、調べてみたら見つからなかった。記憶違いしてたのかなあ)

つまり、作り手の側が「これ使ってヌイていいですよー」っていうメッセージを発しているような作品だと、安心してヌイているってことか。
いや、「ヌイていいですよー」とは言ってないだろうけどさ。

今回、取り上げた中だと、フルメタル・パニックとかもそう。
これもテッサのみならず、千鳥かなめのほうもエロ使用することができるからなあ。

なんだか、こう考えてみると、自分自身がエロという意味ではまったくの凡人であることに気づく。
要するに、作り手の意思の範囲内でしかエロ妄想を膨らませることができていないのだ。
許可されたところでしか、エロ妄想できない、っていう。

私のようなエロ凡人に比べると、エロ達人はさぞかしスゴいのだろうなあ。

エロ達人。
なんだ、それ。

エロ禁止の広場で傍若無人にエロの花を咲かせることができる、それがエロ達人。
ちびまる子ちゃんのまる子、果ては日本むかし話のおばあさんでもヌケる。
たぶん、そういうのがエロ達人。

エロ達人か・・・・・。
なりたかねェな、そんなもんには。


[結論]

萌えに性的要素は含まれない、という言い方にも一理あるように感じたってのは文中で書いたとおり。

だけど、やっぱり、これは無理がある。
だって、これだとエロゲーのキャラには「萌え」って使えないことになってしまうから。

萌えの定義なんてどうでもいい、ということを冒頭で書いたけど、確かにそんなものはどうでもいい。
だけど、さすがにエロゲキャラに萌えという言葉を使えないってのはありえないだろう。

かといって、萌えに性的要素は含まれると断言することができないのもまた事実ではあるけど。

*なんか、今回の文章は中間部分をばっさり切ってしまえば、10行くらいで終わったような気が・・・・・。


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Real Action Heroes 金田一耕助

2007年09月20日

水野晴郎&そのまんま東フィギュア





シベリア超特急/ 山下閣下 水野晴郎 1/6 フィギュア

水野晴郎フィギュア 価格 23,360円。

高い!高すぎる、この値段。

このフィギュアが高いのにはわけがあって、これは関節部分が動くっていう、えっと・・・・アクションフィギュアって言うの?
そのアクションフィギュアなわけで、だから値段が高い。

しかし、そもそも水野晴郎を動かして何がしたいんだ、ってのは根本的な疑問。

付属品に「ふんどし」がついてくるんだけど、そもそも晴郎にふんどしはかせて何がしたいんだ、ってのは、男根的な疑惑。


Real Action Heroes そのまんま宮崎

そのまんま東フィギュア 価格 10,969円 。

ちょっと調べてみたところ、スマップや長澤まさみのフィギュアって発売されてないみたい。
水野晴郎フィギュアもそうだけど、なぜスマップフィギュアが発売されてないのに、こんなフィギュアが発売されているのだろうと甚だ疑問に思う。

どうも、フィギュア業界の需要の捉え方というものがよくわからない。

長澤まさみフィギュアが発売されてないのは、エロ目的で使われそうだからっていう理由なんだろうけど、スマップのフィギュアってあってもよさそうなもんだけどなあ。

とりあえず、私はどっちのフィギュアも買いません。
当たり前だけど。

あと、声優のフィギュアって出せば、一定の需要が見込めるんじゃないか、と思った。
美少女フィギュアを買う層と声優のファンってのはかぶってるだろうし。









タグ:フィギュア

2007年09月19日

ジブリアニメに出てくるAV女優レベルの演技

鉄コン筋クリート (通常版)
鉄コン筋クリート (通常版)


最近、このアニメ映画を見た。

内容については特に触れない。
というのも、私は頭の回転が通常より3倍鈍いので、見たばっかりだとちゃんとしたことを書ける自信がないから。

とりあえず、禍々しくエロティックなんだけど、懐かしさを感じる町並みとか、スピード感とセンスを感じさせるキャラの動きはスゴかった。
映像的な観点から言えば大した映画だと思った。

内容については特に触れないくせに、このアニメを取り上げたのはなぜかっていうと、声優のことを書きたかったから。

このアニメ映画の主役級のキャストって、

クロ:二宮和也(嵐)
シロ:蒼井優
木村:伊勢谷友介
沢田:宮藤官九郎

こんなふうに、非声優ばっか、なんである。

劇場版アニメでこういうふうに、非声優の俳優、女優を使うのは今では当たり前のようになっているんだけど、これがまったく違和感なかった。

蒼井優(蒼井そらじゃなくて)の声はちょっと低すぎなんじゃないか、とかは思ったけど、全般的に見て、あまり変なところがない。
「おいおい、なんだよ、この演技」
って失笑するようなところがまったくなかった。

山寺宏一より今週の一言

私、声優としていろんなアニメ作品や映画に携わらせて頂いておりまして、本当にありがたいことと思っているのですが、最近感じることはいろんなタレントや有名人を起用していることが目立つことです。まあ、僕もそれで普段お会いすることが難しい方と知り合いになれたり、凄く刺激になることもあるんですが、中には「これはあまりにもムチャじゃないの!」と言いたくなるキャスティングもあると思います。もちろん話題性は大事ですし、お客さんがたくさん入ることはおろそかにできないのですが、本当にピッタリあったキャスティングをよくよく考えて欲しいと、見る側の立場としても思います。

非声優をアニメ映画に使うことについて、山ちゃんはご立腹の様子。

確かに、技術のある声優さんはこういうことが腹立たしくてたまらないのだろうと思う。
声優の名前がほとんどわからない私でもこの感情ってのはよく理解できる。
(あ、山ちゃんは知ってますよ、さすがに)

しかし、鉄コン筋クリートは『「これはあまりにもムチャじゃないの!」と言いたくなるキャスティング』ではないと思う。
二宮和也の演技も良かったように感じた。

それじゃ『「これはあまりにもムチャじゃないの!」と言いたくなるキャスティング』ってどのアニメだったらあてはまるのだろう?

声優を使わないことでよく批判されるのってジブリなわけだけど、ジブリがそれなんだろうか?

ということで、これからジブリの映画に出てきた非声優(つまり俳優だとかアイドルだとか)の演技について寸評してみたいと思う。


しかし、その前に一つお知らせしておかなければいけないことがある。


実は、私は「演技が上手い」っていうことがどういうことだか分からないのだ。

ほら、映画好きとかって「○○(←俳優の名前)って演技が上手い」とか、いやそうでもないとか議論したりするじゃないですか。

そういうの意味がわかんない。
会話に入っていけない。
一人ぽつんと置いてけぼり。

「演技が上手い」という言葉が何を指しているんだか、私にはちっともわかりゃしないのだ。

たとえば、ドリュー・バリモア。
彼女の演技が上手いのかどうか私にはよくわからない。
ただ、見ていて気にならないというだけ。
(しかし、なぜにドリュー・バリモア?)

アル・パチーノ。
ゴッドファーザーは大好きな映画でいままで20回以上見てると思うんだけど、アル・パチーノの演技が上手いのかどうか、これまたわからない。
演技が上手いとみなされてるらしいことは知ってるけど。

ダスティン・ホフマン。
演技が上手いということでは必ず名前があがる人。
レインマンの自閉症患者の演技、こういう「物まね」みたいなのが、演技が上手いということなんだろうか?
たしかに、「演技が上手い人は物まねも上手い」なんてことは聞いたりはするけど。

特殊な人(自閉症の人でも、有名人でもいいけど)を演じさせてみて、それが似てるかどうか、ということだったら私にも判断はつく。

20人の俳優に「長州力」を演じさせて、そのうち誰がいちばん物まねが上手いかを当てることだったら、確かに私にもできる。
しかし問題は、長州力が20人登場してくるような映画はないってことだ。
ほとんどの場合は普通の人を演じるもんだしなあ、俳優ってのは。

ということで、私は演技が上手い人を見分ける術がない。
だから、鉄コン筋クリートに出てた俳優の演技が上手いのかどうかってのも実はよくわからない。
ただ、変だとは感じなかった、それだけ。

しかしそんな私でも、演技が下手な人、それも超下手な人に限定するならその判別はつく。

たとえば、アダルトビデオなんかでは、本番の前に無駄な寸劇が挟まれていることがよくある。
一例をあげると、こんなの。

男子生徒(AV男優):せ、先生!おれ、前からずっと先生のことが好きだったんだ。

女教師(AV女優):だ、だめよ。御法川クン(棒読み)。私たちは教師と生徒なの(棒読み)。だから、あっああああっ!

たぶん「あっああああっ!」あたりで男子生徒役の男優が襲い掛かったんだと思う。

今まで長いことアダルトビデオを見ていて、演技の上手いAV女優というのを見たことがない。
ほとんどのAV女優がありえないほど下手くそな演技をする。
もっとも、私が演技の上手い女優を見たことがないのは、こういう寸劇のところはほとんど早送りで対処してるせいもあるのだけれど。

AV女優に比べると、AV男優はそこそこ演技のできる人が多い印象がある。
それは多分、AV女優の活躍できる期間が極めて短いのに対し、AV男優は比較的長い期間、仕事をし続けるという理由によるものではないだろうか。

えっと、、、、なんだ、この無駄な考察。

そんなことはともかく、こういうAV女優レベルに演技が下手な人であれば、さすがに私でも判別はつくのだ。

ということで、ジブリアニメに出てきた非声優の演技についての寸評。

もののけ姫

もののけ姫の石田ゆり子(サン)

これは自然な演技だと思った。
いや、自然とかなんとか言ってるけど、最前述べたように、私は演技の良し悪しを見分けることが出来ないのでよくわからないんだけど。
とにかく、見ていて「変だ」と感じたりはしなかったってこと。


ハウルの動く城

ハウルの動く城のキムタク(ハウル)

これは最初から違和感があった。
キムタク、じゃなくてハウルが階段からバタバタバターっって降りてきて、なんかわめくところとか。
何を言ってたんだか全く記憶がないけど。

俺はアリンに萌えてるのか、川澄綾子に萌えてるのかやまなしなひび−Diary SIDE−

やまなしさんが、この中で言及しておられるように、この違和感ってのは「ハウルがキムタクにしか思えない」ところから来るものなのかもしれない。

私はこの映画を見てるあいだ、ずっと「これ(ハウル)ってキムタクだよなあ」って思いながら見てた。
ハウルが一人の架空のキャラクターだとは思えなくて、どうしてもキムタクがダブって見える。

そういえば、私は二宮和也ってあまりよく知らない。
顔とか、経歴とかはもちろん知ってるけど、ちゃんと動くところをあまり見たことがない。
「硫黄島からの手紙」もまだ見てないし。
(今度、見ようっと)
ひょっとしたら、二宮和也をよく知っていたら、鉄コン筋クリートのクロにも違和感を覚えたのかもしれない。

だから、ハウルの動く城を見ていて感じた「微妙な感じ」ってのが、ハウルをキムタクが演じていることから来るものなのか、それともキムタクの演技が下手だということから来るものなのか、それとも両方合わさっての結果なのか、よくわからない。

まあ、この映画自体が「微妙な感じ」だったので、そんな声優の適不適みたいな小さな問題は吹き飛んでしまったけれども。

後半、彼女の姿が婆になったり少女になったりするのって、一体何の意味があったんですか?
まったく意味不明だったんだけど。
何かを伝えようとしているのはわかった。
だけど、その何かがまったく伝わってこなかった。


となりのトトロ

となりのトトロの糸井重里(お父さん)

トトロを見たのは子供の頃だったんだけど、糸井重里の演技って
「AV女優みてェだ」
と思った。

もちろん、子供だったのでまだアダルトビデオを見たことはなかったんだけど、そのとき感じた感覚を言語化してみれば「AV女優みたいに下手な演技だ」ってのが正確なところ。

サツキとメイの演技が上手、に見えるだけに、いっそう糸井重里の下手さが目立つ。

糸井重里の演技が下手なあまり、この「お父さん」は感情というものを上手く表現できないようなタイプに見えてしまったので、実は社会に適応できないタイプの人間なんだという裏設定でもあるのか、と思った。
都会暮らしに適応できなかったので、田舎に引っ越してきた、とかそういうの。


耳をすませば

耳をすませばの立花隆(雫の父親)

立花隆の演技は
「AV女優より酷い!」
と思った。

実は、このアニメを見たのは最近で、つまりアダルトビデオをいっぱい見た経験が既にあったのだけれど率直に素直に「AV女優より酷い演技だ」と思った。
つーか、断言できる。
立花隆はAV女優より酷いって。

この立花隆の「お父さん」は、ブツブツと口ごもった言い方をするので、精神的に病んでるようにさえ見える。

いや、素の立花隆もそういう喋り方するけど。


と、このように演技の良し悪しが全く見分けられない私にでも、糸井重里と立花隆の演技が酷いくらいはさすがにわかる。

ところで、私にはこの二人を声優に使う意図がまったくわからない。
メリットがわからない。

まず、この二人を使うことによって作品の質があがるかどうか。
そんなの上がるわけない。
ここまで下手くそな、演技経験のない人間を声優に使って、作品の質があがるなんてことはない。
どう考えても、思いっきり下げてる。

次にビジネスの観点。
キムタクや二宮和也のような、有名アイドル(俳優でもいいけど)を使うことに批判があるのは知ってる。
だけど、これはビジネスの観点からすれば納得はできる。
キムタクが声優やってるから、もしくは二宮和也が声優やってるから、見に行こうという層は確実にあるのだろうし、そりゃ観客動員にはメリットがあるのだろう。
宣伝もしやすいだろうし。
もちろん、それをいいことだと思っているわけではないけど、とりあえず、製作者の意図はつかめる。

だけど、糸井重里、立花隆が声優をやってるから映画を観にいってみようという層が存在するのだろうか?
そんな層は絶対に存在しないと思う。

「立花隆が出てるからこの映画を見にいこう」
いるわけない。
そんなマニアックな趣味を持つ人なんて。

まったく意図のつかめないキャスティング。

これって結局「おつきあい」とか「インテリごっこ」とか、そういう意味合いなのだろうけど。
だれが、キャスティングしたのかは知らんが。


ここまで書いてきて思ったのだけれど、演技ってなんなんだろう、って素朴な疑問が浮かんできた。
というのも、糸井重里と立花隆が演じたのって「普通のお父さん」なのだ。
この二人に子供がいるのかどうかは知らない。
だけど、「普通のお父さん」くらい演じられそうなもんだ。
レインマンの自閉症患者みたいな特殊な役ではないわけだし。
だけど、普通の人が普通の役を実際に演じたら「AV女優なみの演技」になってしまうっていう。
(もっとも糸井重里と立花隆は普通の人ではないけど、AV女優もたいがい普通の役を演じているもんだけど)

これは二人が特殊例なのではもちろんなくて、演技経験がなければ誰でもそうなんだろう。

普通のサラリーマンが「普通のサラリーマン」の役を演じてみても、この二人と同じく、すさまじく下手な演技になるんだろうと思う。
全然、自然には見えないだろうことはやらないでもわかる。

これはただ単に、素人は演技するときにあがってしまう、っていう単純な理由からくるものなのかもしれない。

だけど、映画、アニメのなかの「普通のサラリーマン」が実はぜんぜん普通じゃない、っていう理由から来るものなのかもしれない、ってなことを思ったりした。

舞台やミュージカルを見慣れていない人には、舞台俳優、ミュージカル俳優の演技ってのはとても不自然に見える。
妙に声を張り上げるし。
妙にハキハキ喋るし。

一方、ドラマ、映画のなかの俳優の演技ってそれほど不自然には思えない。
だけど、実際は彼らの演技もまた、舞台俳優と同じく「自然」ではないのだろう。
ドラマ、映画に出てくる「普通のサラリーマン」ってのは、あくまで架空の「普通のサラリーマン」なのだ。
演技ということについて私はまったくわからないので、そこらへんはちゃんと言語化できなかったりするんだけど。


*文中で言及した

俺はアリンに萌えてるのか、川澄綾子に萌えてるのかやまなしなひび−Diary SIDE−

この記事が面白かったんで、これを書いてみました。

声優について詳しくなるっていうことは、「ハウルがキムタクに見える」っていうのと同じことなんだよなあ、ってしみじみ思った。

たとえば、私はカウボーイ・ビバップを見ていて「スパイクかっけー」って思っているときに「実はこれの中の人って山ちゃんなんだよなあ」っていう事実に気づくとすんごく萎える。

ゴメンナサイ。ゴメンナサイ。
悪気はちっともないんです。
ただ、そう思っただけなんです。
山ちゃんの顔がスパイクに二重映しになると萎える、それだけなんです。

今のところ、私は声優にまったく無知なので、アニメを見ていて二重映しになるのは、山ちゃんとか、平野綾とかのごく一部に限られているので、このまま声優には興味を持たないで平穏なアニオタ人生を過ごそうと思ってます。

[関連記事]
宮崎駿監督の声優嫌いの理由
タグ:ジブリ 声優

2007年09月14日

有名オタクブログを読んでみよう 第1回「AskJohnふぁんくらぶ」

唐突ですが、こんな企画を考えてみました。

企画意図を簡単に説明すると、人気のあるオタク系ブログを読んでみよう、ってことです(そのまんま)。

人気ブログがなぜ人気があるのかを分析し、そして良いところはパクらせて参考にさせてもらおうか、と。


ということで、この企画、第一回の餌食となるのはこのブログです。


AskJohnふぁんくらぶ


なぜ、最初にこのブログを選んだのか?
それは一言でいえば楽だから。

こういう企画をやる以上、対象となるブログの全ての記事を読むつもりでいるんですけど、それってはっきり言って大変じゃないですか。
明らかにあからさまに大変なわけです。

いくら面白いブログだって言っても、すべての記事を読むのはさすがに辛い。
だって、平気で300、400の記事があるわけで、それを全部読むのっていったい何時間かかるんだか。
たぶん、全ての記事を読み、そしてこのブログ用の記事を書くのに軽く10時間以上はかかります。
ひょっとしたら20時間はかかるかもしれない。
それで出来上がる記事はたったの一つっていう。

非効率もいいところなんですけど、AskJohnふぁんくらぶならそういう心配はない。
というのも、前から私はここのファンだったので、ほとんど全ての過去記事に目を通しているからです。
だから、すごく楽。

さて無駄話はここらへんにして、とっととブログ紹介してみます。


[概要]
これはプロフィールの欄にちょうどいいのがあったのでそれを転用。

ANIMEネット通販業者AnimeNation(本社はフロリダ州タンパ)に勤めるアメリカ最強のOTAKU、ジョン・オプリガーの元に全米のANIMEファンから寄せられる質問とジョンのナイスな回答の数々。ANIMEなんでも質問箱。「Ask John」の日本語翻訳ブログ!

アメリカ人のジョン・オプリガー氏がアメリカのアニメファンの質問に答えたものを、CCさんが翻訳したのがこのブログ。

Ask John Archive


これが原文。
しかし、英語のサイトってみんなフォント小さくないですか?
字が小さすぎて目が痛くなるんですけど。

このブログは最近は1日1万アクセスを超えるのが普通らしいです。
1日1万アクセスって・・・・・。
スゴいな、しかし。


[人気記事]

『涼宮ハルヒの憂鬱』がUS発売されないのはバニーガールの格好が出てくるからですか
日本で『らき☆すた』が大ブレイクしていますが、なぜ
USAで『ガンダム』人気の低下がとまらないのはなぜ
『攻殻機動隊』の日本での人気について
ANIMEでよく小さい木造の小屋が出てきますが、あれは何ですか

とりあえず、はてブ数の多い順に5つばかり並べてみたんですけど、実はあまり意味がないような気がします。
というのも、このブログはほとんどの記事のクオリティが一定だからです。

読んでみて「うっわ?なんだ、このろくでもない記事」っていうことがほとんどない。
個人的に興味が持てるか持てないか、という点で面白い、面白くないという感度の差は確かにあるんですけど、記事のクオリティという点ではほとんどが同じ水準だと思います。

ここらへんがスゴいところで、たとえばウチのブログなんてのは「うっわ?なんだ、このろくでもない記事」ってのがゴロゴロしてるわけです。
まるで地雷みたいに。

いつアクセスしてみても面白いものが読めるっていうのは見習わなければいけないんでしょうけど、正直に言うと見習えないなあ。
だって、ブログってすんごく下らないことを書きたくなることってないですか?
私はバリバリあるんですけど。


[文章の読みやすさ]

とても読みやすい。

かなり知的なことを書いてたりするんですが、文章の意味がつかめないということがほとんどありません。
これはポストモダンとかのインテリ用語をほとんど使ってないところが大きいかもしれないです。
たまに、正しいんだか正しくないんだかわからない東洋哲学の話が出てくるところはご愛嬌。

この文章の読みやすさというのは訳者のCCさんの技量も多分にあるかと。
こんなふうに、読んでいて思考の流れが途切れない文章って書くのは案外難しいです。
かなり高度な技術だと思う。

これは私が日本語に不自由な人なので、特にそう思うのかもしれないですけど。


[好きなアニメの傾向]

ジョン氏はアニメの好き嫌いをはっきり言うほうではないです。
対象から距離をとって評論するのが基本スタイルなんで、どのアニメが好きでどのアニメが嫌いかっていうことをはっきり断言できるわけではないです。

ただ、なんとなく「このアニメ嫌いなんだろうなあ」っていうことが推し量れるような文章あったりするのが面白い。
そこらへんに人間味を感じたりします。

とりあえず、どういうアニメが好きかという点に関しては、以下の記事が参考になるかと。

ジョン様が選ぶ2006年のANIMEベスト5

このなかでは2006年のアニメベスト5を選んでいます。
タイトルは以下のとおり。

FLAG
桜蘭高校ホスト部
デスノート
ハチミツとクローバーII
涼宮ハルヒの憂鬱


ただ、これにはちょっと注意が必要で

最高品質の番組を理性的かつ客観的に選び出す資格が自分にはあると考えています。主観に振り回されないよう頑張りますが、以下のベスト作品選抜は私自身の考えと視聴経験に基づくものです。

と書いているように、このベスト5には「主観に振り回されないよう」にという意図のもと、明らかにジョン氏が好きではないアニメが一つ入ってます。
その好きではないアニメについては後で述べます。

それからここには2005年のベスト5もついでに書かれているので、それもあげておきます。

蟲師
闘牌伝説アカギ
バジリスク
ハチミツとクローバー
かみちゅ!


USAでは人気がないけど値打ちものANIMEと言えば

この記事では、かなり好きなアニメの傾向がわかるんじゃないかと。
2005年ベスト5とかぶっているのがあったりしますが。

ここであげられている「値打ちものANIME」は以下のとおり。

かみちゅ!
ジパング
闘牌伝説アカギ
009−1
蟲師


これらのアニメタイトルを大雑把に眺めてみると、だいたい好きなアニメの傾向が見えてくるんじゃないでしょうか。

私が思うにジョン氏の好きなアニメというのは一言でいえば「大人の鑑賞にたえうる骨のあるストーリーを持ったアニメ」なんじゃないかと。

蟲師、闘牌伝説アカギ、ジパングなんかは普通の大人が見ても楽しめる内容だし、ハチクロもそうかもしれない。
私はFLAGを数話しか見たことがないので断言はできないんですが、これも「大人向き」に作られていることは確かです。
一方、アニオタにしか理解できない作品というのはあまりないように感じます。

それからアニメを評価するときのポイントとして「映像美」または「映像表現」を重視しているらしいことも見て取れます。

もし「話題になった」とか「売れた」という観点で選んだら、まず確実にベスト5にあがらないFLAGをいちばん最初に持ってきてることからも、それがうかがわれます。

ドキュメンタリー風の作りを志しているこの番組は、キャメラのファインダー越しの画像でシリーズのほぼ全てが描かれるというスタイリッシュな徹底振りです。この技法は実写映画では何十年にわたって繰り返し使われてきましたが、ここまで徹底して使用された例はアニメーション、実写を問わず前代未聞だと思います。客観的視点の採用、それにリアリズム重視の作りのおかげで、この作品は魅惑的かつ挑発的です。

ただ、ジョン氏の重要視している「映像美」というのは、俗に言う作画厨のそれとはかなり違っているみたいです。
キャラクターの顔が崩れたりすると「作画崩壊」と騒ぎ立てるようなタイプではないでしょう、ジョン氏は。

たとえば、かみちゅ!。

このアニメは回によって、かなりキャラの顔が変形してたはず。
しかし、ジョン氏はこう書いてます。

飛びぬけた作画の良さに加え、描きこまれた詳細な背景美術のおかげで物語世界が細かいところまで精細を放っており、映像と語り口がそろって創造性豊かで楽しさに満ち溢れている上に、物語が実にほのぼのしています。

いわゆる作画厨の映像へのこだわりというものが、キャラへの愛に拠るものであり、だからこそ顔がちょっとでも崩れたりすると狂ったようにわめきたてるのだとすれば、そういう感性とはぜんぜん違っています。

ジョン氏が重視しているのは、一つの画面として見たときの映像表現の美しさ、もしくは斬新さであって、作画に対する神経質なこだわりというのはあまりないみたいです。

それから、エヴァは明らかに好きです。

『エヴァンゲリオン』人気が根強いのはなぜ

すんごい熱のこもった文章。

[嫌いなアニメの傾向]

2006年のアニメベスト5にあげられたなかで、明らかに一つ好きではないアニメが混ざっている、ということを上で書いたんですけど、

FLAG
桜蘭高校ホスト部
デスノート
ハチミツとクローバーII
涼宮ハルヒの憂鬱


この5つのなかで、明らかにそれほど好きじゃないアニメ。
それは、涼宮ハルヒの憂鬱です。

これ、他の4つのアニメの文章と読み比べてもらえば、一目瞭然なんですけど、ハルヒのときだけ魂がこもってない文章になってます。
だいいち、出だしからして

最後にもう一つ、『涼宮ハルヒの憂鬱』の名を挙げておかないといけないようです。

いや、別に好きじゃないならそんなに無理しなくても・・・・、って読んでるこっちが気を使うようなことを書いてます。

涼宮ハルヒの憂鬱が嫌いってわけではないみたいですけど、明らかに好きではない。
このアニメに対する人気は過大評価だと思ってるみたいです。

また、京都アニメーション自体に対しても、ちょっと距離を置いた感じの文章を書いてます。

米国ANIMEファンのあいだで一番人気の制作スタジオはどれ

実際、京都アニメーション万歳の声が多すぎるあまり、「本当の意味での才覚が京アニ作品には欠けるのではないか」と口にしようものなら、客観的な批評とは取ってもらえず、悪意と嫉妬による反抗と解釈されてしまうこともしばしばです。

これは別にジョン氏の意見ではなく、米国のアニメファンの概況を述べた文ではあるんですけど、実際のところこれがジョン氏の本音のような気が。

Airも最後まで見なかったようですし。

『AIR』がようやくUS発売ですが果たして売れるのですか

自分は『AIR』の全話を視聴したわけではありません。三分の二までは観たのですが、そこで興味が失せてしまったのです。なかなか心引かれる絵柄ですし、全体的にもよく動いています。しかし、他より跳びぬけて優れた番組なのかというと私には疑問です。

以前「Airは恋愛もの」とか書いてたんで疑問を感じてたんですけど、最後まで見てなかったんですね。
たしかに最後まで見ないと「恋愛もの」に見えるのかもしれない。
だけどAirを最後まで見れば気に入るんじゃないかと思うんですけど。
とりあえず私は泣きましたけど、Air。
つーか、ボロ泣きしましたけど、それが何か?

涼宮ハルヒの憂鬱に限らず、ジョン氏は萌えアニメ全般が嫌いみたいです。
これは最近の記事。

2010年、ANIMEのトレンド予想

「MOE」を巡る様々な現象、例えばTSUNDEREキャラとかは2000年代のとりわけ大きな流行であったことは論を待ちません。
(中略)
2000年代は甘菓子ANIMEの時代でした。ANIME者たちの一番幼児的なところにうまく契合した作品の山に加え、どうでもいいような商品を重度のコレクター向けに売りつけるのを想定してANIMEを制作するのが当たり前になった時代です。


これはジョン氏の好きなアニメが大人の視聴に耐えうるものだということを考えれば、納得できる判断基準です。

私自身は萌えアニメもそれなりに好きだったりするんですけど(たとえば、ハルヒ好きですし)、ジョン氏の作品に対する良し悪しの判断基準はたしかに筋の通ったものだと思います。

ところで、ジョン氏のこういう好悪の判断基準っていうのはわかってたつもりだったので、「らき☆すた」にどういう評価をするんだろう、ってことが気になってました。
で、らき☆すたに対して書いた文章がこれ。

日本で『らき☆すた』が大ブレイクしていますが、なぜ

『らき☆すた』にはOTAKUの好みにつけこむ、だけど上質のユーモアにくわえ巧妙で洒落た機知がいい味を出している他に類のないANIMEです。
(中略)
『らき☆すた』はまさに究極のファン・サーヴィスANIMEです。


アレ?
意外に高評価。
というか絶賛してるような気が。
な、なぜ?

ハルヒを含む萌えアニメが×で、らき☆すたが○っていうのは、ちょっとよく理解できないです。
判断基準がどこにあるのか、ちょっと判然としない。

また、あずまんが大王が好きらしく、よくあずまんが大王の話が出てくるんですが、これも萌えアニメ。

それから、2005年のベスト5にあげていた、かみちゅ!。
これまた萌えアニメ。
まあ、かみちゅを萌えアニメと呼ぶのはちょっと抵抗があったりはしますけど、ジャンル分けすれば萌えアニメには入るんでしょうし。

この3つの萌えアニメは他の萌えアニメとどこが違うんでしょうか?

らき☆すた 4 限定版

あずまんが大王(1)

かみちゅ! 1


らき☆すたとあずまんが大王にある共通点っていうのは簡単で、どっちも萌え4コママンガが原作ですし、というか、あずまんが大王の影響下で書かれたのがらき☆すたなわけだから、共通点があるのは当たり前です。

しかし、そんな共通点が分かったところで、他の萌えアニメが嫌いで、あずまんが大王、らき☆すたは好きっていうのは、やっぱりよくわからないです。
判断基準が。

どういうところで評価くだしてるんだろう、って不思議だったんですけど、この記事を読んでたぶん、こういうことなんじゃないかと。

ANIMEファンは「LOLI」や「SHOTA」を間違って使っていませんか

この文章は別に萌えアニメの評価基準を示したものではなく「LOLITAキャラ」の定義について書かれたものなんですけど、このなかにこういう一節があります。

厳密に言えば、「LOLITAキャラ」とは性的刺激を内包した若い女性のイメージです。
(中略)
実のところ、LOLIとかSHOTAといったキャラ分類は状況次第、見方次第で変わってきます。例えば美浜ちよは『あずまんが大王』の世界においてはLOLIキャラには該当しないはずです。なぜならちよちゃんを性的に愛玩するノリは『あずまんが』にはないからです。
(中略)
しかし、「『ゼロの使い魔』はLOLIの貴族(メイジ)とその召使いの話だ」という記述は正確ではあります。なぜならあの番組はルイズをうんとセクシャル、エロチックに描くのを良しとしているからです。


ははーん。
これでわかった。

つまり、萌えアニメに「性的に愛玩するノリ」があるかどうかで評価してるんじゃないかと。

らき☆すた、あずまんが大王、かみちゅ!
これらのアニメって性的な要素があまり含まれてないです。

もっとも「胸の大きさ」について登場人物が話をしたりするシーンは、あずまんが大王、らき☆すた双方にあったりはしますが、これって別にエロ目的じゃないでしょうし。
ただ普通の女子高生の会話としてあるわけです。

かみちゅでエロティックなシーン。
そんなの思い出せないですし、たぶんそんなのはなかったように思う。

一方、涼宮ハルヒの憂鬱。
このアニメのなかにエロティックなシーンがあるかと言えば、ある。
たしかにあります。
朝比奈みくるの着替えシーンとか。

たぶん、ジョン氏が嫌っている萌えアニメっていうのは、ある日、美少女が主人公の家にやってくる、なんだかんだで同棲、風呂場に行ったら女の子が着替えててびっくり、おっぱ、おっぱ、おっぱい見ちゃった。
こういうタイプのアニメなんだと思います。

たとえば、最近のアニメでいうと

瀬戸の花嫁、魔法少女リリカルなのは、たぶん、ここらへんは×。
性的な要素が結構強いから。

もえたん ×××××××××××××××× 絶対に×!!!

たぶん、こういう基準で萌えアニメの良し悪しを評価してるんじゃないかと。
そう考えると一貫してるなあ、という印象です。

ただ、ハルヒってそういう萌えアニメ的なもののパロディの要素もあるような気がするんですけど、個人的には。

*ここで書いたジョン氏の好き嫌いっていうのは、あくまで私がそう読み取ったということなので、実際は違っている可能性もあります。
そこは、自分で読んで判断してください。

しかし、ハルヒに関しては、

いいかげん『エヴァンゲリオン』は消えてくれませんか

この文章を読むと誉めてるようにも読めちゃうなあ。
ジョン氏はあまり好きではないと思ってたんだけど。
だって、『ハルヒ』には少々実力以上の名声が寄せられてしまっているように私には思えるのですがって書いてたし。

[勘違い]

いくらアメリカ最強のオタクだと言っても、ジョン氏はアメリカ人なので日本の知識について勘違いしてるところがままあります。
そこらへんも読んでいて楽しいところ。

たとえば、

日本の伝統スポーツがANIMEにならないのはどうして

相撲は日本で一番人気があって社会的地位の高いスポーツなのでしょうが、ANIMEにはそんなには登場しません。

こんなのとか。

こういう日本人ならだれでもわかる勘違いっていうのが結構あったりします。
やっぱり、こういう基本的すぎてだれも言及しないようなものって、外国人には伝わりにくいのだろうなあ。

ジョンさん、日本でいちばん人気のあるスポーツは相撲じゃないですよ。
ラクロスです。
日本でいちばん人気のあるスポーツ。

ローゼンメイデンの桜田のりがラクロスをやってる描写があるように、ラクロスの人気はすさまじいです。
次期首相と目されている麻生氏もラクロスの熱狂的ファンとして知られています。


[まとめ]

まとめといっても特にないんですけど。
AskJohnふぁんくらぶ
は面白いですよ、ってことくらいしか言えないです。

あ、そうだ、これを書いておこう。

ジョン氏はもっと大人向けのアニメが増えて欲しいと思ってるみたいですけど、それには同感です。

もっとも私は萌えアニメも好きで、たとえば瀬戸の花嫁なんて楽しく見ちゃったりしてます。
だから萌えアニメを否定してるわけではないんですけど、普通の大人が見てもちゃんと楽しめるアニメがもっと増えればいいのに、とは思う。

たとえば、私の周りにいる非アニオタのおっさんたちに瀬戸の花嫁を薦めることなんてできないわけですよ。
しかし、アカギとか蟲師とかだったら薦められる。
ちゃんと面白がってもらえるだろうと思う。

要はバランスの問題で、萌えアニメばっかになっても困るし、かといって、萌えアニメがぜんぜんなくなってもそれもまた困るっていう。

それから訳者のCCさん。
ご病気だそうですが、ゆっくりご静養なさってください。
1ファンとしてのんびり待ってますので。


[つけたし]

この企画って1ヶ月に1回くらいのペースでやろうかと思ってるんですけど、次はどのブログを標的にしようかなあ。

出来れば記事数が少ないところがいいんですけど。
だれか記事数が20くらいしかなくて人気ブログって知りません?

というのも、私は過去記事まで含めて全部読んでるブログってたぶん5つくらいあるんですけど、そのうちオタク系のブログって、実はこのAskJohnふぁんくらぶだけなんです。

つまり、今度この企画をやるときは最初からすべての記事を読まなきゃいけないわけで、それって何時間かかるんですか、いったい?

最初から全部の記事を読んでいる状態で始めた、AskJohnふぁんくらぶですら、この記事を書き上げるのに5時間以上(日数で言うと3日)かかってるんですけど。

えっと、この企画は1回目で終了するかもしれませんが、そこらへんはご容赦ください。

もし2回目をやるとしたら、あそこかあそこを標的にしようと思っているんですけど、さてどっちにしよう。
たぶん、あっちかなあ?


2007年09月13日

自分は声優の名前をいったい何人言えるんだろう?

新性器 オマン毛剃りよるんヲタ部の部室

記事タイトルだけ見ると何について書かれたものだかわからないでしょうけど、要は田村ゆかりのライブレポ。

こんなの読むと声優ファンの人たちは激怒したりするんですかね?
私は爆笑しましたけど。

そういえば、アニオタと一口に言っても、声優に興味のある人とまったく興味のない人っているなあと思った。

自分は思いっきり後者なんですけど、そこらへんの比率ってのはどうなっているのだろう?

富野ファンとか押井ファンとかには、アイドル声優に興味のない人が多そうなイメージがあるんですけど。
表では難しそうなことを語っておいて、裏では声優のライブに嬉々として足を運んでいたりするのだろうか?
そこらへんはよくわからないんですけど。

ところで、自分は声優にまったく興味がないんですけど、それじゃあ声優の名前がいったいどれだけ言えるのだろうということが気になった。
ぬるオタはいったい、どれだけの声優の名前を言えるもんなんだろうか、と。

なのでとりあえず実験。

いっさい、検索エンジンとかに頼ることなく、これから声優の名前を列挙してみます。

もっとも、山ちゃんとかの男性声優は除きます。
それから大山のぶ代とかも省略。
要するに、女性のアイドル声優の範疇に入れられている人たちをどれだけ言えるかっていう実験です。
それから、当然ながら田村ゆかりも省略します。

それじゃ実験開始。
(しかし、こんな実験だれも望んでいないのだろうなあ)


・林原めぐみ

さすがにこれは知ってる。
なんというか、この人だけは別格なイメージが。
エヴァの綾波、カウボーイ・ビバップのフェイとか。

演じた役名とかもあげていきますが、はっきり言って間違ってる可能性大です。
というか、間違っていても直しません!
絶対に直しませんから。


・平野綾

まあ、これも常識の範疇。
さすがにこれくらいは。
あはは、よゆーよゆー。

ハルヒとかこなたとか。


・ゆかな

名前が平仮名なので普通に覚えた。
もし、平仮名でなかったら覚えなかったと思う。

フルメタル・パニックのテレサ、コードギアスのC.C.








・・・・・・・・・えっと、








ここで声優の名前が尽きたんですけど・・・・。


あー、ちょっと言い訳させてください。
つーか、言い訳させろ。

さすがに、これだけしか知らないってことはないわけですよ。


たしかに  知ってる  他の声優も。


だけど、ちゃんとフルネームを書けないってだけでね。
日本人の名前って厄介なことに漢字が含まれてたりするじゃないですか。
それが正確なのかどうかってのがわからない人が結構いるわけです。

そこらへんがちょっとあやふやっていうか。

なので、漢字があやふやな人たち。
しかし、検索エンジンNGだと辛いなあ。


・堀江由衣

たしか、こんな漢字だったと思う。
ほっちゃんて呼ばれてる人でしょ?
知ってる。
顔もちゃんと出てくる。
だって、HEYHEYHEY見たもの。

演じたのは、スクランの沢近?
あと、kanonの月宮あゆ・・・・だったと思う。


・落合由香里

たしか、こんな漢字。
違うか?
ゆりしーって呼ばれてる人。
しかし、この人は名前を知ってはいるけれども何の役を演じた人なのかはさっぱり。
顔は分かるんだけどなあ。
もっとも、動いているところは見たことない。


・釘宮なんとか

もはや名前さえ出てこない。
だけど、役名ならわかる。
もっとも、その役名が間違ってるのかもしれないけれども。

銀魂の神楽。
ハヤテのごとくのナギ。


・小清水あみ(漢字がわからない)

えっと、コードギアスのカレンの人。
それから、スクランの天満の人。
写真見た限り、今風で可愛かったようなイメージが・・・。


・中原なんとか

えっと、たしか舞-HiMEの舞衣役だっけ?
あれ?ひょっとして、この人ってNHKの岬ちゃんの人?
違う?
たしかこの人は巨乳だとかいう情報があった気が・・・・。
なんか、ここらへんはごっちゃになっててよくわからん。
牧原なんとか、っていう人もいたような気がする。
それとごっちゃになってるのだろうか?


・エヴァのアスカ役の人

この人確かに知ってるんですけど。
顔もばっちり出てくる。
名前もちゃんと覚えていたはず。
なのに、思いっきり度忘れした・・・・。

上の数人はもともとちゃんと記憶してない人たちなんですけど、このアスカ役の人だけは、もともとちゃんと知っていたはずなんだけど度忘れ、っていうパターン。

これが悔しい。
ちゃんと知ってるはずなんだけどなあ。


・池澤春菜

なぜか知ってる。
だけど、この人が何の役をやった人なんだかさっぱり分からない。
えっと、この人は何の役をやった人ですか?



自分が知っている声優の名前を挙げていったらこんな感じになりました。

なんか、ボケ老人の話みたいになってしまった。失敬。

しかし、アスカの人はちゃんと知ってたはずなんだがなあ。
思いっきり忘れてるのがさすがにヤバいなと思う。
脳みそ溶けていってるんだわ、やっぱり。

[追記]
この記事は複数のニュースサイトさんやブログさんに紹介していただいたりしたんですけど、なぜだろう?
まあ、ニュースサイトさんが紹介してくれたのは単純に、冒頭のヲタ部の部室さんの記事が面白かったから、なんでしょうけど、複数のブログさんがリンクしてくれたのはたぶん、これがツッコミどころの多い記事だったから、なんだろうなあ。

どうもツッコんでいただいてありがとうございます。

ということで、紹介してくれたブログさんに一応こっちからもリンク貼っておきます。

・ニュースサイト(トップページにリンク貼ってます)
ふぇいばりっとでいずさん

週刊少年二次元さん

カトゆー家断絶さん

演劇部VS映画研究部さん

・ブログ(記事にリンク貼ってます)
自分も声優の名前を何人言えるのか挑戦した人もいれば、やまなしさんのようにそれをきっかけに考察した人もいます。

てるひ研究所さん
5人。私より少ないですけど・・・・。
だけど、こんなに少なくても平野綾は必ず出てくるもんなんだなあ。

やまなしなひびさん
前から思ってたけど、声優に詳しいですねえ。
そういえば、釘宮理恵っていう人は、やまなしさんのブログで知ったんだったなあ(名前ちゃんと覚えてなかったけど)。

クサノツキさん
いったい、合計何人なんだろう?スゴい。
あっ、そうか。アスカの人って宮村優子って言うんだった。












タグ:声優

2007年09月10日

もってけ!セーラーふくってアニソン向き?

今ごろ、もってけ!セーラーふくに触れるのって周回遅れもいいところなような気がしてならないんですけど、まあそこらへんはあまり気にせんと。

色々な人が、もってけ!セーラーふくについて書いていてそれを読んでたら面白くなってきたので、自分も書いてみようかと。周回遅れで。二周遅れで。三周遅れで。

自分の目についたのをあげるとここらへん。

J-popは「もってけ!セーラーふく」に敗れたのか?
ラップとして「もってけ!セーラーふく」を評価する
音楽ファンはアニオタと一緒にアニソンを歌え!
アニソンとJ-POPにはそんなに違いはないんじゃないかなあと思う話
タイアップ効果の低下とJ-POP、そしてアニソン


このなかでいちばん面白かったのはコレ。

ラップとして「もってけ!セーラーふく」を評価する

従来の日本のラップは印欧語族的(というよりつまり英語的)構造を
そのまま輸入したものだった。
それは強勢アクセントを模倣したリズム、脚韻中心の詩学理論、機能和声(コード)の厳格な縛りであり、
高低アクセント、モーラ拍のリズムによる詩(短歌・俳句)、モノフォニー的詠歌の日本語とは本来相容れない。
(中略)
もってけ! セーラーふく は、
冒頭のラップにおいてコードはF7に固定だが、メロディラインは日本語の高低アクセントに委ねられている。
そして、これが重要だが、英語的な強勢アクセントを人工的につけてはいない。
(中略)
西洋音楽の基本であるコード・リズム・メロディの3要素を
全て「日本語の構造」で解決したことがこの曲の真価だと思う。


要するに今までのラップが日本語を英語風の発音ですることによって、日本語でラップをやることの困難を克服してたのに対し、もってけ!セーラーふくは逆に音楽を日本語発音に近づけることでその困難を解決してるっていう話。

これを書いた人はスゴい。
私にはとてもここまで書けやしないな。
2ちゃんねるってたまに、こういうスゴい人いるよなあ。

ところでラップを日本語的にやろうとしたのはもちろん、もってけ!セーラーふくが初めてだというわけじゃない。

たとえば、これはTOKYO No.1 SOUL SETというバンドのベストアルバムのプロモ映像。
これらの曲のなかには10年近く前に作られた曲もかなりある。



ラップ部分が始まるのは1分20秒過ぎ。

ラップだと思ってこれを聴くとたぶんビックリすると思う。
なにしろ、ただ喋ってるだけ、に聴こえるから。
ほとんど詩の朗読に近い。

これは曲が短いのでわからないだろうけど実際にこれらの曲を聴いてみると、とても気持ちいい。
言葉の持つリズム感が伝わってくる。
つまり音楽的にちゃんとラップとして機能している。

日本語のラップをやるときにそのまま日本語として喋ってみるっていうのはコロンブスの卵的な発想だけど、こういう方法だって全然アリなのだ。

TOKYO No.1 SOUL SETを聴くと他の日本語のラップというものが、いかに英語風の発音でやられているのかということがよく分かる。
それは上のアルファルファモザイクの記事どおり。


[それがアニソン向きの曲かどうかが一発でわかる方法]

ずいぶん前になるんだけど「日本語ロック論争」について触れたことがある。
そのとき参照させてもらったのがここのサイト。

日本語ロックの生き証人

簡単に事の経緯を説明すると、ニューミュージック・マガジンという雑誌で1971年の第2回日本のロック賞金賞を、日本語歌詞でロックをやっていた「はっぴいえんど」が受賞した。
それに対して、「ロックは英語でやらなければいけない」と考える内田裕也が噛み付いて、日本語でロックをやることの是非が議論された、っていう話。

蛇足なんだけど、この論争が行われたニューミュージック・マガジンというのは後にミュージック・マガジンと名前をかえている。
今でもちゃんと発行されている。

石井恒
前回、そのうち水樹奈々が声優初の1位を取るわ、
と予測したのも束の間、事態は新展開。
声優女4人による6位「もってけ!セーラーふく」が、
この前の周で声優アニメソングショドウ新記録満6千枚売って
2位かと思いきや、1位のV6は内容違い3種って悪徳商法で
6万8千枚だったから、まとめ買いのアニメオタクもいたにせよ
実質1位かも。
今週も上位にいやがるのがキモいわね。
しかも、女どもの嬌声と電子音、そしてファンキーなベースと
フリー・ジャズ風のサックスが、
それぞれ死ぬ気のカーチェイスのように暴走しまくり、
桑田じいさんのボケ曲より音楽的にオモロいのもキモいの。
ロックから消えた狂気がアニメソングにあったとはね。
停滞気味のJポップ界に新しい波がアニメソングになるのはイヤだけど、
こんな絶望的にキモいのが堂々と売れる変態的な日本は好き。
だってわたしも変態だもの。


この記事が書かれた雑誌がそのミュージック・マガジン。
この石井っていうオカマは毎号オリコンのチャートについて書いているんだけど、ミュージック・マガジンの記事のなかではいちばん面白いと思う。
しかし、オカマのくせしてジャニーズには全般的に厳しいような気がするんだけど、ジャニーズとかの美少年は好みじゃないんだろうか。

MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2007年 07月号 [雑誌]
これが例の記事が載ってる号。


話がズレたので元に戻すと、昔「日本語でロックをやるべきかどうか」っていう議論があった、と。

この例でわかるように、ロックに限らず、ポップミュージックというのは基本的に英語でやることを前提としたものなので日本語でするのは難しい。
日本語の場合、特にほとんどすべてのモーラが母音で終わってるのでなおさらリズムに乗りにくい。
(もともとモーラ知ってますよ、常識じゃない、モーラぐらい・・・的な態度で書いているけど、実はモーラって言葉を今回初めて知った。モーラ(Wikipedia) 知ったか)

それで、こういう輸入文化ゆえの困難があったときに二つの方法がある。

1日本語を英語風にする
2日本語の発音を活かして音楽のほうを工夫する

「1日本語を英語風にする」は別に英語風にするだけじゃなくて、たとえば文節を思いっきり無視するなんていう方法もある。
たとえば宇多田ヒカルなんかは、よく文節を崩して歌ってる。

First Loveだっけか。

なっ |なかいめの |べ |るで

こう聞こえる。
だけど本当の文節だと、

七回目の |ベルで 

こうなるはず。

宇多田なんかは「1日本語を英語風にする」の方法でやってるわけだ。

これは私だけなのかもしれないけれども、日本語のポップミュージックを聴く楽しみっていうのはこういうところにある。
もともと日本語でポップミュージックをやるのは困難だ。
だけど、その困難のなかでいろいろと試行錯誤しているのを見てる(聴いてる)のが面白い。

それで「1日本語を英語風にする」のもそれなりに見ていて面白く、また興味深くもあるんだけど、私の場合「2日本語の発音を活かして音楽のほうを工夫する」のほうがずっと面白く感じる。というか、はっきり言えばそっちのほうが好きだ。

これは別にナショナリズム的な感情ではない。
いや多少はあるんだけどね、そういうナショナリズム的なものって。

もともと私は洋楽中心に音楽を聴いていたので、洋楽と同じものってあまり興味がわかない。
それよりも日本独自のポップミュージックってものを聴いてみたい。そういう欲望があるんだと思う。

数年前に昭和歌謡ブームというのがあって、クレイジー・ケン・バンド、エゴ・ラッピン、小島麻由美あたりがもてはやされたりしたことがあったんだけど、好きだったし、これらの音楽。
だけど、エゴ・ラッピンってどんどん歌謡曲的な要素を消していってるような気がするんだが。

ところで、以前に上の論考をもとにして
「それがアニソン向きの曲かどうかが一発でわかる方法」
っていう記事を書こうと思ったことがある。
結局書かなかったけど。

この書かなかった記事の論旨ってのはすごく単純で、「歌詞の日本語が聞き取れればそれはアニソン向き、歌詞が聞き取りづらければそれはアニソン向きじゃない」ってことだった。

私は音楽的にドメスティックなほうがアニソン向きなんじゃないか、と思ってた。
あまりお洒落な音楽はアニソンに向かないんじゃないかと。

ところが日本語が聞き取りづらい音楽というのは、洋楽志向の可能性が高い。
洋楽に近づけようとして日本語を崩してる、だから日本語が聞き取りにくい。
そういう可能性が高い。
だからアニソン向きじゃない。

そして、それを逆から考えればアニソン向きの曲は日本語が聞き取りやすいものではないかと。
たとえば、水木一郎氏の歌を想起してもらえば話は早い。
歌詞がちゃんと聞き取れるでしょ。

そういう文章を書こうと思ってたんだけれど、結局書かなかった。
なぜかっていえば、これって昔のアニソン事情には当てはまるけど、今のアニソンにはぜんぜん当てはまってないから。

J-popが普通にアニソンに使われるようになって随分たつわけで、もはや、アニソン向きの曲かどうかなんていう基準はどこにもない。

たとえば私はナルトのOPがすごく好きなんだけど、このOPのnobodyknows+なんて思いっきり歌詞が聞き取りづらい。
自分が好きなアニメOPの曲が歌詞が聞き取りにくいんじゃさすがに意味ないだろって思って書かなかった。

アニソンとJ-popの垣根なんてものはもう存在してないような状態なんだと思う。

ところで、ここまで書いてみて気づいたんだけど、この「もってけ!セーラーふく」に対するオタクたちの盛り上がりというものが、アニソンとJ-popの垣根を必要以上に強調しているように見えるのは興味深い。

J-popは「もってけ!セーラーふく」に敗れたのか?
音楽ファンはアニオタと一緒にアニソンを歌え!

ここらへんのタイトルの付け方って、アニソンの内部とその外部であるJ-popにとても濃い線引きをしてるように思う。

そりゃ確かに、もってけ!セーラーふくは声優が歌っているわけで、ナルトOPとは違って明らかにアニソンだ。
だけど、ここまでアニソンと J-popがごっちゃになってる状況でそういう線引きって意味あるのかなって思ったりするんだが。
ごっちゃになってる状況だからこそ線引きしたがるのだろうか。
そこらへんはよくわからないけど。

えっと、また話がズレた。

ラップとして「もってけ!セーラーふく」を評価する

このスレのなかで、「もってけ!セーラーふくは日本語的なラップを作り出した」ということを書いている人がいることは、上記したとおり。
これは確かにとても素晴らしい文章なんだけど、一言だけ言いたい。

もってけ!セーラーふくってぜんぜん歌詞が聞き取れないんですけど!!!

英語的なラップじゃなく、日本語的なラップを作り出したことは確かにそうだと思うんだが、そもそもその日本語の歌詞が聞き取れないんじゃ、何のために日本語的なラップを作り出したんだかまったく意味不明。
英語的なラップより聞き取りづらいじゃないか、もってけ!セーラーふくの歌詞って。

歌詞が聞き取りやすければアニソン向きという、私の役に立たない判定法をあえて使ってみると、涼宮ハルヒの憂鬱の
「冒険でしょでしょ?」と「ハレ晴レユカイ」ってもろアニソン向きの曲。
歌詞が聞き取りやすいだけでなく、日本語の文節とかもほとんど崩していない。
だけど、「もってけ!セーラーふく」は歌詞が聞き取りにくいのでアニソン向きじゃない曲になってしまう。
だけど、この曲は『西洋音楽の基本であるコード・リズム・メロディの3要素を
全て「日本語の構造」で解決した』ものなのだという。

「もってけ!セーラーふく」ってわけがわからん。
この曲がどこを目指してるんだか理解できない。
はっきり言ってイカれてる。
だけど、そのイカれてるところが、とても面白い。

日本語でラップをやろうとしている人たちって、2pacだとかJay-Zだとかカニエ・ウエストとかに憧れてラップをやろうとしているんだろう。
いや、最近のヒップホップはよくわからないので、ここらへんはもう古臭かったりするのかもしれないけど。

そうやって本場のヒップホップに憧れてそれに近づこうとして努力してる人たちよりも、ただの声優アイドルが新しいラップを作り出してしまうってのは面白い。
Jay-Zもカニエも関係ないところから、ぽっと新しいものが生まれてしまうっていう。
これって笑えるし、なんか痛快だ。

たしかポール・マッカートニーは「音楽はらせん状にしか発展しない」(←うろおぼえ)というようなことを言っていた。
音楽というものは、一見すると同じところをぐるぐる回っているように見えるけど、それを横から見ればわずかながらも発展していっているのだ、と。
要するに音楽というのは過去の音楽を参照しながら徐々に上へ発展していくものだってことらしい。

だけど、もってけ!セーラーふくみたいに、突然変異みたいにして新しいものが生まれてしまうこともあるわけだなあ、としみじみ思う。
みんながらせん階段をてくてく歩いている横をロケット花火でスパパーっと上に行ってしまうっていう。
真面目にらせん階段を昇っている人からすれば「アレは所詮ロケット花火。おもちゃみたいなもん」と言いたくもなるのだろうけど、そんなことよりもどっちが上に行けたかということのほうが重大だ。
おっと、誤解されるといけないので付け加えておくと、どっちが上かっていうのはどっちが売れたかということではなくて、どっちが面白いかってことね。

もちろん、もってけ!セーラーふくの新しさっていうのはあくまでラップ部分だけの話で曲じたいはぜんぜん新しいものでないけれど、それでも新しいものが生まれてしまった、っていうのは確か。

これからこのロケット花火にフォロワーは出てくるのだろうか?
いや、それは出ないと思うけど。


TVアニメ「らき☆すた」OP主題歌 もってけ!セーラーふく
TVアニメ「らき☆すた」OP主題歌 もってけ!セーラーふく


Dusk&Dawn
Dusk&Dawn


記事の中で紹介したTOKYO No.1 SOUL SETのベスト盤。
実は、今回はもってけ!セーラーふくの話にからめて、このTOKYO No.1 SOUL SETを宣伝してみようっていう意図があったりして。
だけど、あまり宣伝になってないか、これじゃ。
そもそもこのブログの影響力なんて全然ないし。
はっきり言って影響力なんて皆無だし。

TOKYO No.1 SOUL SETって一部の好事家のあいだでだけ人気のあった人たちだから、多少なりとも知名度が上がればいいなって思ってるんですけど。
自分の影響力の無さがうらめしい。
jive my revolverとロマンティック伝説は名曲!!!
だと思うんだけどなあ。


タグ:音楽

2007年09月06日

あるアニメキャラがずっと同じ服装だったのでとんでもない勘違いをしたっていう話ーNHKにようこそ!

海外アニメファンの疑問「アニメのキャラっていつも同じ服だよね」お茶妖精

これを読んで、そういえば昔、アニメキャラがずっと同じ服を着ていたために、すさまじい勘違いをしたことがあったな、ってことを思い出した。

実は、この勘違い話はかなり以前に一度書いていたりするのだけれど、改めて読み返してみたら、なんか恥ずかしかった。
とても恥ずかしかった。

昔、書いたものを読み直すといつも羞恥心に襲われるのはこれ不思議。
答え:いつも恥ずかしい文章書いてるせい。

過去の文章を紹介すると恥ずかしいってのと、それからちょっと付け加えたいことがあったんで、もう一回書いてみます。


これはNHKにようこそというアニメを見ていたときの話。

N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第6巻

まず最初に言っておくと私はこのアニメの事前情報をほとんど知らなかった。
知っていたのは小説が原作で引きこもりが主人公だということくらい。
だから、ストーリーがどう展開していくのかまったくわからない状態だった。
視聴していたのがそういう状態だったってことは留意していただきたい。

ここで簡単にこのアニメのストーリーを説明しておく。

佐藤という引きこもりの青年の前にある時、中原岬という謎の美少女が現れる。
どういうわけか岬は佐藤を引きこもりから救い出そうとして色々世話を焼くが・・・・。


こんな感じで序盤は展開していく。

この中原岬はアニメの序盤でいつも同じ服を着ていた。
黒と黄色のロンT。

misaki.jpg

男の佐藤(しかも引きこもり)ですら、服を代えていたりするのに、この中原岬はいつも一緒の服。
正確に言えば、最初の登場シーンでの服装は違っていたりするんだけど、それ以外ではいつもこの格好をしていた。

年頃の女の子がいつも同じ服装ってのは明らかに不自然。

で、私はこう思った。

「ははーん、これは何かの伏線だな」と。

考えてみればこのアニメは「引きこもりの前にある日突然、美少女がやってくる」という現実ではまずありえない話なのだ。

そして、このアニメの序盤では中原岬が喋るのは佐藤だけだった。
佐藤の隣人である山崎と中原岬が会話するシーンはない。

そして、もう一つ付け加えると、佐藤は引きこもりが嵩じてありえない妄想にふけるシーンが最初にあったりする。


さて、こうした要素から、このアニメのこれからのストーリーを推理してみよう。
(NHKにようこそのストーリーを知っている人はたくさんいるだろうけど、ここは視聴当時の私になったつもりで考えてください)

1中原岬はいつも同じ服を着ている。

2中原岬は佐藤以外の人間と会話するシーンがない。

3佐藤はよく妄想している。



これらの要素から導き出される結論はただ一つ。

中原岬という美少女は佐藤の頭のなかにしか存在しない少女だ、ということである。

つまり、佐藤は妄想のなかで中原岬という自分にとって都合のいい美少女を作り上げてしまったのであり、中原岬は現実には存在していない。
だから、服装も変わらないのだし、佐藤以外の人間(たとえば山崎)と会話したりもしないのである。

ビューティフル・マインドという映画がある。
この映画は実在の天才数学者、ジョン・ナッシュの半生をもとにしている。

ビューティフル・マインド

この映画もまた、私は予備知識なしで見ていた。

このジョン・ナッシュという人は統合失調症を患ってしまうのだけれど、映画のなかではその発症する過程が描かれている。
映画だけあって、実際の統合失調症とはかけはなれている描写らしいのだけれど、予備知識(ジョン・ナッシュが統合失調症にかかったこと)なしにこの映画を見ていると、映画のなかで起こっていることが主人公の妄想なのか現実なのか、最初のほうはよくわからない。
たとえば、CIA(だったと思う)から、ジョン・ナッシュは暗号解読の仕事を引き受けるのだけど、これが現実なのか妄想なのかわからない。

どっちが現実なのだろう、って混乱する。
そういう効果を狙って、この映画は作られているんだと思うのだが、NHKにようこそもそうしたタイプのストーリーなのだな、と私は推理したのである。

つまり、NHKにようこそというこのアニメは佐藤の妄想を描いているのだと。

そして、そういうストーリーなのだと思ってこのアニメを見ると、これがとんでもなく切ない。

何気ないシーンでも心に響く。胸を打つ。

一緒に歩いて会話している、その相手が幻でしかないのだから。

udekumi1.jpg
「ねえ、佐藤くん、腕組んでみよっか」

udekumi2.jpg
この、ぷにゅっとした感触は!!!

udekumi3.jpg


腕組みをしてみたら彼女の胸がヒジに当たってドギマギする、っていうなんてことはないシーン。
しかし、岬ちゃんが佐藤の妄想にしかすぎないのだと思うと、このありふれたシーンが切実に悲しい。

おそらく、このアニメのエンディングは中原岬が佐藤の妄想であることが明らかになって終わるのだろう。

それを想うとそれだけで泣けてくる。
楽しかった岬ちゃんとの日々。
しかし、それは自分の作り出した妄想でしかなかった。
その事実にやっと気づく佐藤。
驚愕、悲嘆。
そして今まで立っていた地面が崩れていくような絶望感。

このエンディングの悲しさってのは半端無い。

こんな感じで、このアニメの序盤、私は自分勝手にエンディングまで想像して、涙をこらえながら見ていたのである。

が、ご存知の通り実際のストーリーはこんなじゃない。


中原岬は実在する!

中原岬は実在する!

中原岬は実在する!


そう、岬ちゃんは実在してた。

ある程度、話数が経過してみると中原岬が山崎と話をするシーンも出てくるし、違う服を着て登場してきたりする。

つまり、岬ちゃんは佐藤の妄想の産物なんかではなく、ちゃんとした人間らしい(ちゃんとした人間っていう表現もどうかと思うが)。
しっかりと中原岬は実在してるらしいのだ。

なんなんだよ、一体。

「岬ちゃん=妄想」説に流した私の涙を返してほしい。

まあ、それは勝手にこっちが妄想してただけだけどさ。
だけど、本当に悲しいお話だったのだ、妄想版「NHKにようこそ」は。


・・・・・・と、このようにアニメキャラが同じ服を着ていたために思いっきり勘違いしたことがあった。

ところで、このNHKにようこそというアニメはとても面白かった。
後半、作画が崩れて酷かったりはしたけれど私は大好きだった、このアニメ。

なので、それから原作の小説を読んでみた。

NHKにようこそ! (角川文庫)


感想を言うと、これも面白かった。

最近、自分の誉め言葉のボキャブラリーに「面白い」と「スゴい」しかストックされてないことがわかって愕然としてたりするんだけど、一言でいえばこの小説はスゴく面白かった。

そして、小説を読んでみてわかったのは、アニメを見ていて私が思いっきり勘違いしたのもちゃんとした理由があるんだなってこと。

というのも、この小説って私小説の要素とライトノベルの要素を合体させて作られているのだ。

佐藤という主人公が引きこもりで将来に何の希望も持てずにいる、っていうところは私小説的な部分。
アニメでは描かれなかったけれど、小説のなかでは佐藤がクスリをやるシーンなんかもあったりする。
ここらへんも私小説っぽい。

で、岬ちゃんという美少女がある日、突然、主人公の前に現れるっていうのはライトノベル的な部分。
ライトノベルで、いきなり非日常的な美少女が現れるっていう展開はありふれてるし。

そして、私小説とライトノベルでは「人間観」みたいなものが違う。

私小説で、「彼女はずっと同じ服を着ている」なんていう描写があれば、それは貧乏であるか汚ギャルであるかのどっちかだが、ライトノベル的な世界ではずっと同じ服を着ていてもさほど不思議じゃない。
そういえば、シャナは炎で浄化されるから風呂に入る必要もないし、服を着替える必要もない、ってな描写があったような気がする(うろ覚えだけど)。

この人間観についてもう少し付け加えると、私小説で
「憧れてた女と性交してたら、彼女が風呂に入らない女で体臭がキツく幻滅した」
ということを書くのは全然アリだ。
実際、こんな陳腐なことを書くかどうかという選択肢はあるけれども、とりあえず、こういうことを書くのに支障はない。

だけど、ライトノベルで
「憧れてたシャナと性交したら、思いのほか体臭がキツく幻滅した」
と書くことはありえない。
というか、そもそも「シャナと性交」っていう時点でアウトなわけだが。

さて、アニメのNHKにようこそに話を戻す。

既に述べたように私はこのアニメについての事前情報をほとんど持っていなかった。
そして、一話目を見たら、最初のほうで引きこもりの佐藤の妄想話がえんえんと繰り広げられていた。

たぶん、ここで混乱したのだ。
「このアニメはひょっとして私小説的なアニメなのか」って。

私小説的なアニメなんていままで私は見たことがない。
私小説的なマンガなら知ってるけど。

しかし、主人公が引きこもりってことは私小説的な展開があってもおかしくはないだろう。

次に謎の美少女、岬ちゃんが登場してきて、しかも彼女は服を替えないというライトノベル的な存在。

そのちぐはぐさに「中原岬は佐藤の作り出した妄想」という”私の妄想”が始まってしまったのだと思う。

実際は私小説とライトノベルの合体技であって、それに私の脳みそがついていかなかった、ってだけの話なんだけども。

ついでに書いておくとこの作品は、ライトノベル的存在として現れた中原岬に実は私小説的な内面が隠されていた、というストーリー展開で終わっている。
つまり中原岬も佐藤と同じ私小説的な存在である、っていう結論になっている。

*小説のなかで、中原岬はファッションに金をかけない、という描写があったので、アニメでずっと同じ服を着ていたのは、それを表現したものかもしれない。
だけど、ファッションに金をかけないってのと、ずっと同じ服を着てるってのはぜんぜん違うと思うけどなあ。
私も服に金をかけるほうじゃないけど、さすがにずっと同じ服を着てたりはしないし。

それからNHKにようこそのアニメDVDのジャケ写って、実際の作品と思いっきりイメージがずれてないか?

N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第10巻

N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第3巻

N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第4巻

N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第7巻

いや、何を狙ってるのかは分かりますよ。

わかりすぎるほどよくわかる。
けど、実際の作品のイメージとはぜんぜん合ってないんだけど。
恐ろしいくらい合ってないんだけど。

[つけたし]
勘違いだと思ったら実は超鋭い洞察だった話

猫は勘定にいれませんさんがこれに関連して書いてくれた文章。
滝本竜彦氏には脳内彼女と会話する内容の小説があるそうです。
私はこの超人計画っていう小説を知らなかったので(タイトルだけは知っていた)とても参考になりました。
どうもです。

2007年09月03日

8月度検索ワードランキング

[8月度 アニメ別検索ワードランキング]

1位 コードギアス
2位 ラーゼフォン
3位 時をかける少女
4位 グレンラガン
5位 火垂るの墓


8月はこんな感じでした。
なんか、先月とあまり変わってないような気がする。

ところで、シーサーにはもともとアクセス解析がついていて、それを利用してるんですけど、検索エンジン経由のアクセス解析で時々変な結果が出ることがあります。

たとえば、これ。

accesskyonyuu.jpg

念のため言っときますが、これは一ヶ月のアクセス解析ではなくて、一日のアクセス解析です。

「巨乳」で210人も来てる・・・・・。
って、そんなアホな。

「巨乳」じゃなくて「おっぱい」でのアクセスがスゴいときもあるんですけど、これって明らかに変。
というのも、「巨乳」「おっぱい」の検索でのアクセスって、まったくない日もあったりするから。

たとえば「コードギアス」「ラーゼフォン」でのアクセスは毎日、コンスタントにあって、それが日によって増減したりする感じなんですけど、「巨乳」「おっぱい」はぜんぜん無い日とアクセスがすさまじく多い日があって両極端。

なんかおかしいと思って、別のアクセス解析つけてみたら、やっぱり「巨乳」「おっぱい」でのアクセスはそれほどでもなかったです。
それなりにはあるんですけど、シーサーのアクセス解析が記してるほど極端に多くはない。

うーん、なんなんだろう、これ。
「コードギアス」「ラーゼフォン」でのアクセスは、やっぱりちゃんとあるみたいなんで、そこは正しいみたいなんですけど。
シーサーのアクセス解析は妙だなあ。

で、そんなシーサーが残した変なアクセス解析。
全部、一日分です。

accessnakadasi.jpg

「中出し画像」と「無修正生出し」がともに87。

accessfukadakyouko.jpg

「深田恭子」で106。
ちなみに、今までこのブログで「深田恭子」と書いたことは一度もないです(たぶん)。

本当にどうなってるんだろ、一体。


[アクセスの多かった記事]
1位 ツンデレにツインテールが多い理由
2位 人前で「火垂るの墓」の話をするときは気をつけろ!
3位 任天堂の株価推移をまとめてみた

こんな感じです。

拙ブログをとりあげて下さったふぇいばりっとでいずさん、カトゆー家断絶さん、everything is goneさん、かーずSPさん、朝目新聞さん、週刊少年二次元さん、痕跡症候群さん、その他のニュースサイトさん、ブログさん、本当にありがとうございました。

9月はエロ強化月間にしたいです。
もっともエロ記事は一つしか思いついてないけども。


[変な検索ワードでここに辿りついた人たち]

「あんいやん感じる」
なんか、懐かしい。


「巨大ペニス画像」
デカい人はすんごくデカいです。
自分が(ビデオで)見たなかでは、「え?これって腕?」っていうのがあった。
長さはどれくらいだったろう。
60センチ以上は確実にあったと思いますけど。


「アニメキャラ(女)のおっぱい」
これはじわじわ笑えてくる。
(女)っていうところが。
この人は、「アニメキャラのおっぱい」だけで検索すると、「キラ・ヤマトのおっぱい」とか「ルルーシュ・ランペルージュのおっぱい」とかが出てきかねないと思ったんでしょうか。
そんなのはまず出てこないと思うんですけど。


「沢近愛理たん」
わざわざ「たん」をつけるところに愛を感じる。


「そこの女子高生いいもん持ってるね」
この人はいったい、どんな情報を求めていたのだろう。


2007年09月02日

最近読んでるブログとか、これから読もうと思ってるブログとか

今回は、ただ単に自分が読んでるブログとか、また、これから読んでみようと思ってるブログとかを紹介していくだけです。

しかし、ブログって不思議なもんで、新しい記事ばっかり読んじゃうもんですよね。
なんでだろ?

だって、別に新しい記事が昔のものに比べて価値があるっていうもんじゃないだろうし、かえって昔の記事のほうにも有用な情報、論考があったりするかもしれないのに。

たとえば、このブログはいちばん最初にエウレカセブンのレビューやってるんですけど、それを今読み返してみると、、、、、、読み返してみたら、、、、、、、うげ・・・・・、なに、これ。
酷すぎる。

・・・・酷すぎて、ちょっと吐き気がした。

なんか、あまりにも酷すぎるのでこれ以上触れたくないです。
このエウレカレビューって途中で止めちゃってるんですけど、止めて正解だったとしみじみ思う。

つーか、これ全部消去しちゃえばいいのに。
だけど、そこをあえて消去しない。
それがマゾヒズムの美学。
全世界に自分の恥部を公開してるのだと思うと、なんか震えがくる。
小学生のときに、おもらししちゃって先生にパンツを取り替えてもらってるときのような。

まあ、そんなどうでもいい前置きはホントにどうでもいいんですけど。
ということで、とっととブログ紹介。


ロリコンファル
ジャンル:エロゲー

ブログタイトルにつられて「わーい、わーい、おけけのないおにゃのこの画像がいぱーい」とか浮かれてクリックすると、ハイデガー、三島由紀夫とかの頭の痛くなる単語が並んでいて、だまし討ちをくらった気分になるブログ。

いままで、色々なブログを読んできたけれど、ここまでインテリ度の高いブログも珍しいです。
オタク系のブログでは、最高レベルのインテリ度じゃないでしょうか。

たとえば、

エロゲをエロくするために! −エロゲシナリオライターさんとエロス論−

これには、ちょっと感動すら覚えた。

実は、9月は「エロ強化月間」にしようかと思ってるんですけど、ここのブログさんを参考にさせていただくつもり。
以前から名前は知っていたけれども、ちゃんと読んだことはなかったので。

そうは言いながらも、たぶんあまり参考にはしないと思いますけど。

というのも、自分が書こうと思っているのは、こちらのブログさんに比べると遥かに低レベルの話だから。
ここはエロという意味では高レベルすぎて、ちょっと参考にしにくいです。
頭良すぎ。


囚人022の避難所
ジャンル:アニメ

富野信者の囚人022さんのブログ。

勝手なイメージかもしれないけど、富野信者ってすごくインテリ度が高いような気がする。
ここの管理人さんも、インテリ度は高そうです。
だけど、いくつか読んだ限り、文章はとても読みやすい。
地に足が着いてる感じ。
こういう言葉が現実から遊離してないのって、実はかなり貴重だと思います。

私はぬるオタだけあって、あまり富野御大のことをよく知らないので、これから勉強させてもらおうかなーと。

*「富野信者」って、ひょっとして悪口として使われてたりします?
この言葉にネガティブな意味合いが付与されてるのかどうかはよくわからないんですけど、とりあえず、私はネガティブな意味合いで使ってませんので。


やまなしなひび−Diary SIDE−
ジャンル:ゲーム

コメントも受け付けてないし、他のブログにコメントしにいったりすることも、ほとんどないこのブログにとって、いちばん関係の深いブログさん。

なんつーか、NKHにようこその佐藤にとっての中原岬って感じですか?
上手いこと言えたんだか、言えてないんだかわからないけど、とにかく、そういう存在です。

やまなしさんとの一番の意見の相違といえば、やまなしさんが「貧乳好き」だってことですかね。

考察:貧乳が萌えに変わる日
考察:貧乳と微乳、貧乳とつるぺた

私は貧乳には興味ないです。
じゃあ、巨乳好きかっていうと、それもまた違うんですけど。


板倉雄一郎事務所
ジャンル:投資

俗に言う「アルファブロガー」なんで、私が紹介してもあまり意味はないんですけど、とりあえず紹介してみます。

もともとはハイパーネットというIT企業の社長をやっていた人です。
しかし、ハイパーネットは倒産。
その経緯は、この本にまとめられてます。

社長失格―ぼくの会社がつぶれた理由

このブログでいちばん面白いのは、なんと言っても、ライブドア事件のとき。
ホリエモンがもともと大嫌いなだけあって、ライブドア事件について書かれた文章はとても面白いです。

Keep it simple ,stupid
Deep KISS

ここらへんは、とんでもなく面白い。
かなり昔の文章ですが、Keep it simple ,stupidの最初から順に読んでいくことをおすすめします。

このブログを知ってから、私は3日かけて読んだんですけど、知的興奮を味わえてとてもよかった。
なんと言っても、文章がわかりやすくていい。
はっきり言って、分かりにくい文章を書くヤツってバカなんですよ。
あ、そのバカって私のことですけど・・・・・。


やがて綺麗な蝶になるために
ジャンル:投資

ここを最初から読んでいくと、ファイナンスが勉強できます。
ファイナンスの知識を得たからと言って、投資で成功できるわけではないんですけど、とりあえず、知識を得るに越したことはないと思います。
なぜ、国債の金利が下がると、株価が上がるのか、ということが分からない人はぜひ。
































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