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2006年12月28日

刺青(いれずみ)

探偵という職業柄、私はヤクザのような連中とも多少の面識があります。
ちゃんと(?)組に所属してるのもいれば、街のチンピラみたいなのもいるし、金貸しもいたり、まあ色々ですが。

で、そのうちの一人で私の事務所(兼自宅)にときどき遊びにくる若い衆がいるんですが、そいつがこの前、両肩に刺青をいれました。
タトゥーみたいな洋物のやつじゃなくて、和風の刺青です。
どっちの肩も黒い龍に赤い目玉という絵柄です。

最初に右肩を彫って、しばらくしてから左肩を彫ったらしい。
右と左を見比べてみると、あきらかに色が違います。

刺青って面白いもんで、墨をいれたばかりのときは、黒々としてツヤがあるんですね。
それが多少時間がたつと、じょじょに色が抜けていくらしい。
墨を入れたばかりの左肩が黒々としてきれいなのに、右肩のほうはすでにちょっとかすんだ感じの色合いになってます。

それに、刺青をいれてから汗をかいたりしても色が抜けるそうです。
消毒なんかも大変そうです。
水で洗い流してから、ワセリン塗らなきゃいけない。
うーん、めんどくさそう。

私は痛いのにすごく弱いんで、「どれくらい痛いのか」と聞いてみたら、
肩甲骨みたいに骨の浮き出しているところを彫るときがすんごく痛い、って言ってました。
彫っているときは血が滲み出してくるので、血を拭きながら彫っていくそうです。
(なんか想像しただけでイヤだ)
それから彫ったあとは、ちょっとぶつかっただけで、飛び上がるほど痛いらしいです。

そんなに痛い思いして、しかも高い金だしてまで刺青いれる気持ちが私にはよくわかりません。
まあ、どれが格好いいかという感性は人それぞれですがね。

それに私の場合、好きなものがコロコロ変わりますからね。
たとえば、十字架のタトゥー入れてから、何年かたって、
「ああ、十字架なんてもう飽きた。ドクロにしよう」
とか思っても、刺青、タトゥーの場合、変更できませんし。

ある意味、刺青を入れる人というのは、
「今の自分の感性、好みが未来永劫変わらないと確信してる人」だってことがいえるわけです。
私なんか、そんな確信はとてもじゃないが持てません。

たしかに十年来、ずっと好きな小説だったり、映画だったり、音楽だったりというのはありますが、それと同時に、今じゃ何の興味も持てないものに、夢中になっていた時もあるわけで、そういう過去の自分の愚行を鑑みるに、今現在の自分の好みを絶対視することなんてとてもできないです。

こういう部分でも、刺青向きの人間と刺青不向きの人間ってのに分かれるような気がします。



タグ:刺青
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Excerpt: この竜二さんっていうのは、万叔父の事務所にいりびたっている人です。 以前、万叔父が書いてた「最近、刺青いれたチンピラ」ってのがこの人です http://animemangarobox.seesaa...
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Tracked: 2007-02-12 10:03
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