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2007年01月05日

エウレカセブン 23話〜26話

なんか、ものすごく久しぶりのエウレカレビューです。

どうも、私はレビューとかが苦手のような気が・・・。
ある程度、大雑把に作品を見て、そのうえで、ああだこうだと書くことはできるんですが、一つ一つをちゃんと見て、その都度ツッこんだりするのが向いてない気がしてます。
エウレカの総論っていうのは、もうとっくに頭のなかでできあがっていたりするんですが。

まあ、向いてないのは承知のうえで、やりとげてみせますとも、エウレカレビュー。
乗りかかった船ですし。
(船に勝手に乗りこんだのは私ですが・・・うぐ)


さて、前回はレントンが月光号から逃げ出したところでした。

一人で街をさまようレントンは、チャールズとレイという夫婦と出会います。

このチャールズ、レイのビームス夫妻というのは、ホランドと同じで元州軍の兵士で、州軍をやめたあとはフリーランスとして賞金稼ぎをやっていたという人物です。
しかし、州軍のデューイというやつに、請われて今は月光号を追っています。
あ、そうそう、ビームス夫妻は白鳥号という飛行船に乗って旅をしているのですが、この白鳥号、ネーミングセンスがよくわかりません。
というのも、この飛行船、色が「紫」なのです。

紫なのに「白鳥」って・・・・?

この飛行船に「白鳥号」と名づけたのは、おそらくビームス夫妻なのでしょうが、いったい何を思って白鳥なんて名前をつけたんだか。
それにこの飛行船、ビームス夫妻の二人しか乗組員がいません。
おそらく、この白鳥号、大きさは月光号とほぼ同じくらい(見た感じは同じくらいに見える)だと思われますが、たったの二人で大丈夫なんでしょうか?
月光号の場合、操縦士(ホランドの情婦、タルホ)、通信士(名前はギジェットだったけかな?ちょっと可愛い)、それにコンピュータ室みたいなところにいるハゲ頭(いったい何の仕事してんだ、こいつ)など、ざっと見て、5、6人が飛行船の操縦にかかわっている感じです。
それなのに、この白鳥号は、チャールズとレイの二人ともLFOに乗って出撃したりすることもあって(その間、飛行船は無人)、どうも人手が著しく少ない。
これから察するに、この飛行船は操縦にそんなに人がいらない、ってことではないでしょうか。
自動操縦機能がついているんでしょうし。
ということは月光号は無駄な余剰人員をかかえているわけで、早急にリストラでもしたほうがいいでしょう。
とりあえず仕事内容がよくわからないハゲとムーンドギー、お前らクビな。


このビームス夫妻、レントンのことをえらく気に入り、養子にならないかと提案さえします。
まだ素性さえよく知らない子供を養子にするのはいかがかなもんかと思うんですが・・・。

それはともかく、このビームス夫妻というのは、非常にいい人たちです。
なんといってもレントンに優しい。
このあいだまで、レントンはホランドに殴る蹴るの暴力行為、耳を疑いたくなるような暴言の数々を浴びせかけられていたわけで、それと比較すると、ここはまるで天国そのもの。

ホランドとタルホはいつも、わけのわからない理由で口ゲンカしてましたが、このビームス夫妻はぜんぜん違います。
過剰なほどラブラブなのです。
なんか崩壊家庭の子供が、金持ちの優しい夫婦のもとに引き取られた観すらあって、心温まります。
レントンもこういう環境なら、まともな大人に育つでしょう。よしよし。


一方、月光号では、ブサレカ・・・・じゃなかった、エウレカがレントンがいないことに気づきます。
いままで当たりまえに側にいたレントンの不在に気を病むエウレカ。
そして、エウレカはこの感情が恋愛感情であることに気づきます。

恋愛ものなんかでは、こういうパターンがよく出てきますね。

1 今まで身近にいた人間が、なんらかの理由でいなくなる。
2 その人物がいかに自分にとって大事な存在だったのか気づく。

っていうパターン。
これは、登場人物の恋愛感情を具現化するにはかなり良い方法なのです。
というのも、このパターンでは、登場人物たちが、物理的に移動しているので、物理的な距離感と、心情の距離感がマッチして上手く表現できるからです。

えー、ちょっとここで話が脱線します(いっつも脱線してばっか)。

「涼宮ハルヒの消失」っていう小説があるのですが、あれはこういう視点から見ると非常に興味深い事例です。
この小説のなかで、主人公のキョンの前からいなくなってしまうのは、タイトル通り、「ハルヒ」です。
長門と朝比奈さんは、主人公の前から消えていません。
もっとも、二人とも以前の二人とは違うのですが。

今まで日常の一部であったハルヒがいなくなり、キョンはその喪失感にあわてふためきます。

ということは、この小説のストーリーはこうならなきゃいけないはずです。

1 今まで身近にいた涼宮ハルヒがいなくなる。
2 キョンがハルヒの存在の大きさに気づく。
3 キョンがハルヒに対する恋愛感情に目覚める。

しかし、この小説を読んだことがある人なら分かるように、キョンの感情はこんなふうに流れてはいません。
ハルヒよりもむしろ、長門に対する感情のほうがあらわになってる感じがしてしまいます。
これは、ある意味では失敗作ということになるのですが、あの小説全体がちょっとおかしいんですよね。
主人公の感情は、明らかにハルヒよりも長門のほうに向かいつつあるように感じとれてしまいます。
どうなるんでしょ?これ。

(脱線終わり)


ということで、レントンの気持ちに目覚めたエウレカですが、これは素直にめでたいです。
これでブサレカでなかったら、もっとめでたかったんですが・・・。


ところでレントンですが、ビームス夫妻に月光号のメンバーであることが知れてしまいます。
自分たちが月光号を襲撃することをレントンに告げ、どっちにつくかを選択するようにレントンにせまるチャールズ。
私としては、人手不足の感ありありのビームス夫妻のほうについてほしかったのですが、レントンは月光号を選ぶようです。
残念。

ということで、レントンは月光号へ向かいました。

ところがエウレカはレントンを探しに、ボードに乗って、月光号を飛び出してしまいます。
なんかトレンディドラマばりの「すれ違い」ですが、エウレカが向かった先には州軍と白鳥号が。
チャールズはエウレカを捕まえようとしますが、州軍は生身のエウレカめがけて銃弾の雨あられ。

ん?

エウレカを捕まえようとしてるんだか、殺そうとしてるんだかわかんないんですけど。
殺してもいいの?これ。
なんか後のストーリー考えると、殺しちゃいけないような気がするんですけど・・・。
州軍の命令系統がどうなってんだか、他人事ながら心配になります。


月光号では、レントンが帰ってきたのに、ホランドが冷たく「誰だ、それ」って言ったりと、お約束の展開がちょっとあったあとで、エウレカが州軍に襲われていることを知ったレントンがニルヴァーシュに乗って助けにいきます。
どうでもいいんですが、エウレカがピンチなのに、助けにいく素振りすらみせない他のLFOライダーたちはなんなんでしょう?
冷たいやつらだな。


州軍に襲われて、エウレカは下に落下してしまいます。
風圧でバタバタと服がたなびくまま落ちていくエウレカの前に一機のLFOが。
ニルヴァーシュです。

「エウレカぁ!」
「レントン!」
なんてお互いに叫びながら、空中で手を伸ばしあう二人。

今までエウレカセブンのことを誉めたことは一度もありませんでしたが、ここだけは誉めます。
大絶賛です。
空中を落下しつつあるという、このうえなく不安定な状態であることの心細さと、それだからこそ強く感じられる相手の手の温もり。
こんないいシーンを見せてくれただけでも、エウレカセブンを見た価値があったというものです。


こあjふぁjふぉがいおがご



・・・失礼しました。
あまりにも感動的なシーンだったので、涙で視界が曇ってキーボードが視認できず、つい意味不明な文言を打ち込んでしまいました。
本当は「これでブサレカじゃなければもっと良かったのに」と書こうとしたのです(いつまでブサレカを引っ張るつもりだ、オマエは)。


いやあ、だけど、ここは本当にいいです。
正直なところ、ここでエウレカセブンが終わっていたら、かなり絶賛されていたかもしれません。
詳しくはエウレカ総論のほうで書こうと思いますが、この26話でエウレカセブンのストーリーというのは分割できてしまうんですね。
エウレカセブンというのは、主要な核となるストーリーが二つあって、そのうちの一つはこの26話で終わるのです。

この記事へのコメント
検索できました。やはりエウレカセブンはいいですね。
Posted by エウレカセブン at 2010年07月22日 12:46
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