「新年一発目の企画としてなにかいいのないかな?」
と考えていたところ、思いついたものなのです。
新年にふさわしいものとして、こんなものが浮かんでくるなんて、どうも私の頭はネジが一、二本抜けてるらしい。
さあ、落ちたネジを探しにいかなきゃ・・・・って違うわ!
アーノルド坊やというのは、ある世代から上のひとたちにとって、とても懐かしいものだと思います。
ちょっと調べてみたところ、日本では全国放送がなかったらしく、地方によっては放送されてないところもあるようですね。
しかし、私の周りでアーノルド坊やを知らない人間なんていませんでした。
みんな、この番組を見ていたし、みんな、アーノルド坊やのことが好きでした。

「アーノルド坊やは人気者」というのは、(アメリカでは)1978年から放送されていた、ホームコメディです。
身寄りを失った、黒人の兄弟、ウィリスとアーノルドが白人の富豪に拾われて、養子になるっていう話です。
この番組は典型的なアメリカンコメディなんですが、時々、深刻な内容をはさむこともありました。
私が覚えてるのでは、麻薬を扱った回がありました。
アーノルドの通ってる小学校で、先生が
「このなかで、麻薬をやったことがある人は手をあげてください」
と言うと、クラスの半数近くが手をあげたのが衝撃的で今でも覚えてます。
そうした社会問題を取り上げることもあったものの、基本的にはドタバタコメディで、最後に
「やっぱ家族っていいよね」
みたいなとこに落ち着くのが常でした。
アーノルド坊やを知らない人は「フルハウス」みたいなドラマだと思ってくれればいいです。
(しかし、フルハウスも長いことやってますね。一回終わってから再放送されてるから、それで余計長く感じてしまいます。
あのちっちゃい女の子って、実は双子なんですよね。最近知りました。しかも、あの双子、すんげぇデカくなってるし)
アーノルド坊やといえば
「冗談は顔だけにしろよ」
です。
これは、アーノルドが劇中でたびたび使う決めゼリフで、可愛い容姿のアーノルドが小生意気なセリフを言うところが笑いを誘います。
ところが、この「冗談は顔だけにしろよ」ってのは、日本語版の翻訳のときに作られたセリフらしく、実際は"What are you talking about, Willis?"(お前何言ってんだよ、ウィリス?)だったらしい。
"What are you talking about, Willis?"って、なんか普通すぎるように感じるんですが。
やっぱ、「冗談は顔だけにしろよ」のほうがイイです。
さて、まだ子供だった私に家族の大切さを啓蒙してくれたアーノルド坊やですが、ある噂がながれます。
その噂を聞いたのが、私が中学生のときだったか、それとも高校生だったのか、記憶が曖昧でよく覚えてはいないのですが、その噂というのはこういうものでした。
「アーノルド坊やは暗殺された」
暗殺!!!ですよ。暗殺。
あのアーノルド坊やがなぜ暗殺などされたのか、その理由はよくわかりません。
もちろん、その噂を聞かせてくれた人に尋ねてはみたのですが、その人も知りませんでした。
しかし、"暗殺"されたのは、アーノルド坊やがスーパーで買い物していたときだったらしいです。
(しかし、これ暗殺っていう言葉の使い方を明らかに間違ってますね。暗殺というのは、普通、政治的要人なんかが殺されたときに使う言葉であって、政治的立場を持たない人間が殺されたときは、普通、殺害って言葉を使いますから。もし、明日、小倉優子が殺されたとしても、小倉優子暗殺と新聞にでたりはしませんし)
アーノルド坊やが暗殺(当時、こう聞いていたので暗殺という言葉を使います)され、その死因をめぐって情報が錯綜していたわけですが、当時の私には情報の真偽を確かめる術がありませんでした。
その当時はインターネットなんていうものはありませんでしたし、まあ、調べようと思えば調べられたんでしょうが、さすがに、そんな情熱はありませんからね。
あれから何度も月が満ち、また欠け、雨はときに激しく大地にふりそそぎ、そうして長い年月が何人のうえをも等しく通り過ぎた、この2007年初頭、私はついに、アーノルド坊や暗殺の真相にたどりついたのです。
(つっても、ふと思いついて、googleで検索してみただけでですが。すぐ出てきました。インターネットって便利)
アーノルド坊やは生きてました!
どうも、アーノルド坊や死亡のデマは日本各地で流れていたらしいですね。
私は暗殺と聞いていたのですが、デマだけに他のところでは違う形での死亡説が流れていたのかもしれません。
しかし、・・・・なんていうんでしょう。
生きていることは生きているのですが、ある意味死んだも同然・・・みたいな。
かつて、アーノルド坊やに心温められた人たちにとっては、かなりショッキングな話かもしれないです。
アーノルド坊や役のゲーリー・コールマンだけでなく、ウィリス(アーノルドの兄)役のトッド・ブリッジス、そして、白人の富豪の娘役だったダナ・プラト。
これら3人の子役は、みな不幸な人生を歩んでいるみたいです。
以下はウィキペディアのコピペ。
ゲーリー・コールマンのその後

アーノルドを演じ高額のギャラを稼ぐ子役となったコールマンだが、金銭関係のもつれから親子関係が泥沼化し、実の両親を告訴している。1999年には自己破産を申告。2000年にはサインを貰おうと近づいてきたファンに暴行した罪で逮捕された。その当時のコールマンは俳優としては全く落ちぶれた状態でありショッピングモールで警備員として働いていた。のちにポスタル (ゲーム)でゲームキャラクターとして出演した。
トッド・ブリッジスのその後

ウィリス役のブリッジスは番組終了とともに人気が低迷。以後十年近くにわたって麻薬依存症などの問題を抱えることになる。
ダナ・プラトのその後

3人の子役たちの中で最も不幸な人生を送ったのは、キンバリーを演じたプラトである。
先ず、まだ放送が継続中であった1984年にボーイフレンド(後に結婚)に妊娠させられ、番組の内容に相応しくないという理由でプロデューサーに解雇される。キンバリーのイメージが強すぎたことと妊娠スキャンダルの影響でその後役が付かず、ついに雑誌のヌードグラビアやソフトコアのポルノに出演するまで低迷する。14才から使い始めた酒と麻薬への依存症の深刻化や、たった一人の子供の親権を離婚した夫に持っていかれるなどの多くのトラブルを抱える。
クリーニング店で働きながら細々と生活を支えるまでに至った1991年に、生活苦の末おもちゃのピストルを使って強盗に押し入ったビデオ店で200ドルを奪って逮捕される。この事件はかつて華々しい人気を誇った子役の悲劇として全米で大きな話題となり、プラトに対する同情もあったが、1992年に処方箋偽造の疑いで再び逮捕される。
しばらく大衆の目前から姿を消した後の1999年、新しい恋人と婚約し私生活を充実させると同時に芸能界復帰の準備を始めていたが、5月7日、訪問先の婚約者の母親宅の外に停めてあった車のなかで遺体となって発見された。
死因は鎮痛剤の過剰摂取で、現場の状況から見て自殺と断定された。(プラトは死の直前に、過激で辛辣・下品で猥褻な発言と態度で有名なDJ・ハワード・スターンの番組でこき下ろされており、これが自殺の原因になったと今でも多くのファンに言われている。)全米で「デートに誘いたい女の子No.1」、「近所の憧れの女の子No.1」と言われた美人子役のあまりにも悲劇的な人生であった。
しかし、「14才から使い始めた酒と麻薬への依存症の深刻化」って・・・。
あのドラマに出てたときから、ヤク中ってことですか。
呆然。

