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2007年02月28日

2006アニメベスト5

2007年ももう二ヶ月が過ぎたころに、2006年のアニメベスト5をやるなんて、遅れてるにもほどがあるって感じです。


ですが、私はいつも何故か長文を書いちゃうし、しかもそれが続きものだったりして、そのうえ悪文だったりして、軽い感じで読めるのが少ないので、こんなのもいいかと。


2006年は、私がアニメを本格的に見始めた年です。
それまでも、たまにアニメを見てはいたんですが、そんなに熱心ではなかった。
なので、個人的には思い出深い年になるんじゃないかと。
しかし、かなり見たなー、アニメ。
どんどんダメ人間に近づいていってるような気がする。


まあ、私は何かにはまると二年くらいはそればっかりになるんですが、それ以降は急に熱が冷めてしまうタイプなので、アニメを見るのも多分あと一年くらいだとは思います。
最近の出来のいいアニメは見尽くしちゃったような気がするし。


ある日、急に盆栽のことについて語りだしちゃったりしたらごめんなさい。
なんか次にはまるのが盆栽とかのような気がしてるので。


まあ、無駄話はここらへんにしてランキング。
ただ、私が見てないのもかなりある、というか見てないアニメのほうが圧倒的に多いので、本当に個人的なランキングです。
それから、どれが2006年に放映されたもんなんだか、よくわからない。
2005年から、またがって放映されてるのとかもありますが、まあ、そこらへんは適当に。



一位 蟲師




蟲師が一位ってのは、まあ妥当でしょう。
多くの人に納得してもらえるはず。


美しい映像、静かな感動を呼ぶストーリー、魅力的な世界観。
これ以外は順位付けに多少、迷ったんですけど、これだけは迷わず一位。
蟲師が一位じゃなかったらなにを一位にすりゃいいんだってな感じです。


監督は「マンガを出来るだけ忠実に再現しようと思った」と語ってますが、その「職人意識」がいい結果を生んだんでしょうね。
変なクリエイター意識を持った監督だったら、妙ちくりんなもの仕上げてしまったかもしれません。
グッジョブ!


たぶん、私の評価基準ってのは世間とはあまりズレてないような気がします。
本当だったら、世間とズレてたほうが面白かったりするんでしょうが。


それから、蟲師について詳しく書いてみたんですが、なんか長くなりそうだし、ちょっと上手くまとまるかどうかわからないので、もし書けたら今度あらためてアップします。



二位 桜蘭高校ホスト部




ホスト部については以前書いています。




自分のなかでは、涼宮ハルヒの憂鬱と同じジャンルです(ヒロインの名前も同じ「ハルヒ」だし)。
頭を使わず、気楽に楽しめるっていう。
涼宮ハルヒが男向け、ホスト部が女向けっていう違いはありますが。



あえて文句を言うと、ハルヒの目がデカすぎです。
あれだけデカいと私は可愛いと思えないんですけど。
かえって、他の女子生徒(名前すら出てこないようなの)のほうが、可愛く見えたりして困ってしまう。
まあ、文句を言うとしたらそんなもんですかね。
他は特に文句なし。



三位 N・H・Kにようこそ




以前、NHKについて書いたときは、最終回前だったんですけど、いやー終盤はハラハラしました。
作画がヒドくて。
最終回の一話前なんて、顔が崩れる崩れる。
ほとんど顔面崩壊。


これ最終回は大丈夫なのか、とストーリーがどうなるかっていう興味よりもそっちのほうでドキドキしてました。
最終回は比較的ちゃんとしてましたけど。
良かった。


作画がときどき異常に崩れるという欠点はありますが、それでもこのアニメは見応えがありました。
ドキュメンタリー的な面白さが主ではありますが。
オタク、引きこもり以外の普通の人のほうがかえって、このアニメを楽しく見られるのかもしれません。
オタク的な人だと身につまされて拒絶反応起こすかも。


ストーリー的には、自殺ツアーのあと、ちょっと中だるみしたかな。
この物語では明白な救いというのは最後までないわけですが、まあ、それは仕方がない。
これで救いを描いちゃうと、嘘くさくなっちゃいますから。
そもそも引きこもりの前に、トラウマ抱えた美少女が登場するっていう設定自体が嘘臭いじゃねェかと言われりゃそれまでですが。


それから、このアニメのなかで、主人公たちは「エロゲー製作」するのですが、そのとき私はエロゲーをやったことがなかったので、いまいち意味が分かってなかったかも。
今なら、山崎(エロゲ好き)の言葉も色々と腑に落ちるところがあったりしますね。


あと、NHKのOPはいちばん好きです。
昔の大瀧詠一みたいな感じでお洒落だし、それにちょっとセンチメンタルなところがあって。




四位 涼宮ハルヒの憂鬱




このアニメを初めて見たときの正直な感想は、


「絵柄が変!」


でした。
目がデカすぎるし、顔は幼すぎてとても高校生には見えないし。
女子キャラのほうは、幼児のような顔なのに、男子キャラのほうは結構普通だったりして、それも変。


やっぱアニメを見慣れてなかったので、ああいう絵柄が受け付けなかったです。
それなのに、二、三話見てみるとハルヒも長門も可愛く思えてきてしまうのはなんなんだろう?
これ不思議。


アニメを見始めて分かったのは、最初は「合わないなー」と思ってる絵柄でもそのうち慣れるってことですかね。
まあ、慣れるというより、可愛く感じ始めてしまうんですけど。
なんなんだろ、この審美眼の変化ってのは。


このアニメは2006年でいちばん話題だったアニメですが、確かに楽しかった。
特に一話目は出色の出来。
自主制作の映画の拙さが笑いになってるんですが、細かなところまで目が行き届いているのが素晴らしい。
登場人物がカメラの前で演技してるのに、遠いところで何の関係もない車がブォーって発車したりとか。
第一話に関しては、傑作と呼んでも差し支えないでしょう。


ただし、このアニメ全体をさして、
「アニメ史に残る傑作!」とか言われると、それは違うだろ、って思います。
そこまでスゴいもんじゃない。


小品であっても粋なところがある、っていう感じがこのアニメの良さだと思うんで、そんな傑作だとかなんとか過大評価するのはかえって、このアニメを貶めてるような気がします。


ホスト部と涼宮ハルヒを同じような感じで見てた、と書いたのに、ホスト部が二位で涼宮ハルヒが四位なのは、なんか含むところがあるようにとられるかもしれませんが、全然ないです。
まあ、正直どっちでもいいかなっていう感じです。
同じようなレベルなので。


そういえば、ハルヒの後番組がNHKでした。
これハルヒがオタクにとっての理想郷、パラダイスを描いたものなのに対して、NHKのほうはオタクの現実、そして絶望を描いたもの、なわけでこの二つは正反対の位置づけにあるアニメです。


今、気づきましたが、思えばキョンと佐藤ってどこか似てるところがあります。
情熱を持った人間に対して、距離を置いてシニカルに物を見てるところとか。
涼宮ハルヒの憂鬱において、「情熱を持った人間」というのはハルヒという「電波女」なので、キョンのシニカルさというのはツッコミ役として機能するわけですが、佐藤の場合は違います。
NHKの世界というのは、宇宙人も未来人も超能力者も出てこない、ごく普通の日常世界なので、佐藤のシニカルさというのは、自分自身の行動すら無意味だと観じてしまうような、絶望へ繋がってしまうのです。


引きこもりのオタクを救うには宇宙人の一人でも現出させてやればいいってことですかね。
そういえば、NHKのなかで、佐藤はたびたび「宇宙人の陰謀」という妄想にとりつかれてましたっけ。



五位 ハチミツとクローバーU




これは前作だったら、間違いなく二位に入れてました。


別に、Uが前作に比べて悪い出来だったというわけではありません。
(まあ、多少は質が落ちてはいるような気がするけれども)


出来がどうこう、というよりも、私にとっては


「山田が野宮にとられたのが許せなかった!!!」


という私怨により、5位に降格しました。


野宮が登場したときから、「山田はこの野宮とくっつくんだろうな」とは思ってましたが、その想像通りに物語が進展していくのを見るのは辛かった。


だって、山田かわいいからね。
健気だからね。
うん。
それがあんな野郎に取られるとは。うるる。


まあ「山田が好き」という私の個人的な感情はさておいて、ハチクロの話。


私はマンガ読んでないんで、マンガとの比較でどうこう、という話はできないんですが、このアニメはとても良いです。
私は恋愛ものには、ほとんど興味がないのですが、登場人物の心理描写が繊細にして的確で、引き込まれました。
淡い色彩の背景もいい。


物語展開だったり、キャラ設定だったりにオリジナリティーってのはほとんどないんだけれども、個々の心理描写を細かく行うことで見応えのある作品になってます。
セリフも胸に響くのが多いなあ。


だけど、まあ、なんだかんだ言って前作のほうが良かったかな。
前作のエンディング曲がすごく好きなんですよね。
スネオヘアーだっけか。
スネオヘアーって、アレか、渋谷系が流行ってたとき、半ズボンはいて歌ってたやつか?
(だれもツッコめないと思うので、虚しいけれども自分でツッコんでおくと、渋谷系ブームのとき半ズボンはいて歌ってたのはカジヒデキです)






えっと、こんな感じです。


他にもコードギアスを入れようかとも思ったんですが、あれはまだ終わってないし、しかもストーリーの進展次第では、すんごい駄作になる可能性と、すんごい傑作になる可能性の両方があるんで省いときました。
いやー、あれはどうなるんでしょうかねー?


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